ニューヨークで見た授業3~教室に見る「授業観」「学び観」の違い|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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ニューヨークで見た授業3~教室に見る「授業観」「学び観」の違い

つぎは、ニューヨーク市ブルックリン地区のPS23(公立第23学校)の見学について報告します。

ここでは、子どもの写真はNGだったので、写真は教室の様子を中心に。

2年生CTTクラスのKate先生は、当校でSAを受講した先生たちの勉強会チームの中心的存在です。

さて、私たちが教室に入ったときは、理科の活動が一区切りついて、次の授業に入る時でした。「○○くんと○○さんと・・・・は、これをやります」と、一部の子は課題を指定され、他の子はそれぞれに自分で課題をチョイスしています。

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自分が選んだ課題が書かれているスティックをもって、その課題が置いてあるテーブルへ移動。(なぜパズルなのかは聞きそびれました)

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自分で、

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あるいは、友達同士で協力し合って学習します。

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こんな課題や

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こんな課題を選んだ子も。

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課題を指定された子は、先生に教えてもらいながら読み書きの補習だったり、

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パソコンを使っての自習だったり。

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これら個々の学習が同時に並行して進んでいるのです。(CTTクラスなので、先生は二人)

教室全体の風景を、ぜひ見てください。もはや、一斉指導は前提として皆無ですよね。

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プラス、互いが刺激にならないような教室の配置も工夫されています。

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これだけでも、日本の授業風景と大きく違うことがお分かりいただけるでしょうか。

なぜ?

学校を出た時、入り口ドアに「学校に拳銃を持ってきてはいけません」という貼り紙がありました。

バーンズさんが、こんなことをわざわざ貼り紙にしなければいけないような、困難な環境の地域なんだと教えてくださいました。

前回ブルックリン地区の中・高校を訪問した時も同じ話題が出ましたが、親御さん自身が学校に良い思い出、イメージがなくて、協力を得られないことも多いそうです。

そんななか、地域的なニーズとしても、支援の必要な子どもたちはたくさんいるし、学力差も大きい。教師主導の一斉指導的な授業では、成立しないであろうことは想像に難くありません。

でも、どうでしょう。子どもたちの表情を撮影できなかったのが残念でなりません。

どの子も、指示を聞くときは先生に注目していましたし、積極的に自分の課題に取り組んでいました。

この学校は若い先生が多く、何でもトライしてみようという意欲も高く、また、特別クラスもあるので「個々に合わせた課題」での授業づくりを受け入れる土台も、もともとあったそうです。

だからこそ、すべての子どもたちの学びをどう実現するか、試行錯誤の結果今このような形にたどりついているのですね。

日本では、荒れた学校や崩壊しかけた学級を見ると、いかにして「指示に従わせる」か「まとめる」かに主眼を置きがちですか、

ここでは逆に、いかにして一人ひとりが取り組める学習課題を提供するか、を重視していることで、成功しているのかなと思いました。

PS23の話、もう少し続けます。次回は特別クラスの体育の様子を。

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時差ぼけが抜けきらず、今週2度もゴミを出しそびれています。。。

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