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ニューヨークで見た授業4~体育の授業で言語力も伸ばしちゃう?!

ブルックリン地区のPS23での様子を、引き続きお伝えしたいと思います。

前回紹介したのは、IEP(個別教育計画)を持っていることいない子が半々で構成されているCTTクラスの授業でしたが、今回は、日本でいう固定の支援学級にあたる、スペシャルニーズのクラスの体育の授業を少し。

指導をしているのは体育のGeorge先生。みんなで円になって、「5,10,15・・・・」と、5飛びで番号を行っていきます。でも、時々誰かが間違えちゃう。「5」「10」「15」「・・・16?」

そうすると、その数(16回)の回数分、みんなで腕立て伏せ~。

整理体操のときも、いち、に、さん、し・・・と数える代わりにアルファベットや「Sunday, Monday, Tueseday・・・・」とか「January, February,March,・・・」という具合に、みんなで唱えながら体を動かしていました。

あは、なるほど。ピンときました。

George先生も、SAのワークショップで勉強した先生です。SAで学ぶ8つの神経発達のうちの「順序」を認識する力を伸ばすことを意識しているのです。

机上でノートに書いて覚えるよりも、こうして体を動かす活動と組み合わせる方が覚えやすい子もいるかもしれませんね。いま、全校的な取り組みとして、子どもたちの言語力を伸ばすことに力を入れているので、このように体育の時間でもアルファベットや単語の学習を盛り込んで定着を図っているとのことです。

それに、国語の授業で「間違えたら腕立て伏せ!」だったら、罰を与えられるみたいでちょっとヤダななんて思うところですが、体育の時間なら逆に、単調な腕立て伏せがゲームのように楽しめるから不思議です。

学校には特別教育の先生やPT、OT、カウンセラーの先生などを含めた学習支援チームがあり、George先生もその一員です。

SAのアプローチの大きな効果は、子ども自身が自分の強み・弱みを理解して、自分がどうすべきかに気づけるようになったことだと、George先生はおっしゃっていました。

たとえば、ボディイメージについて理解した子が、他の子との距離について気をつけるようになったことでトラブルが減ったり、「書く」ことが苦手な子が絵で表現することを生かしつつ書く学習に取り組んでいたり。

子どもたちの躓きにどう対応するか、というよりも、子どもたち自身に自己理解と“自分の学び”を進めていく力を育んでいくことで、学習に「躓かない」ようにする。

こうした「予防的支援」が、日本でも必要なんじゃないかと、私は思っています。

次に報告するPS76は、こうした「自分自身の学び」を育て尊重することに長年力を入れている学校です。お楽しみに。

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今日は私用で大阪に来ています。

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