今年度はアンダンテの舞台裏をご紹介していますが、今回は教室を飛び出して、金子が外でどんな仕事をしているか、についてお話します。
　以前に比べるとだいぶ減りましたが、現在もありがたいことに、学校の先生向けの研修講師のお話をちょくちょくいただきます。学校の先生になれなかった（30年前、教員採用試験に落ちた）私が、学校の先生に向けてしゃべるのは何とも不思議な感覚なのですが、割と好きな仕事です。対象は、小学校または中学校の通常学級の先生方が多く、加えて最近は特別支援教室（通級）の先生の研修会の依頼も増えています。参加者数人のこじんまりとした会から100人超の大規模なものまでと幅広く、コロナ前は地方に行くこともしばしばありました。北海道、秋田、福岡、佐賀、島根、愛知、石川、長野、神奈川…各地の先生方とお会いできたことは、私にとっても貴重な体験ですし、訪れた土地にはちょっとした思い入れができます。（特に食べ物！）
　あと、執筆活動も細々とやっています。今は教育出版の「学びのチカラe-na!!（小学校版）」という学校の先生向けの情報誌で「はるえ先生のお悩み相談」という連載を書いています。小学校の先生が教室の中で困ったり悩んだりしていることにお答えする、というものです。Webでも掲載されていますので、ご興味のある方はご覧ください。

https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/e-na/m-index.html

講師も執筆も嫌いではないのですが、本業に時間を割かれ、正直たくさんはこなせません。それでも、学校の先生方に向けた情報発信は、ライフワークとして続けていきたいと思います。