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学習支援はアセスメントから:アンダンテBackyard⑧

 「アセスメント」ということばは、辞書的には「評価・査定」といった意味ですが、様々な分野で使われますね。今回は、学習支援においてのアセスメントとはどういうものか、なぜそれが大事なのかを解説したいと思います。
 たとえば、「国語の教科書の音読の宿題を嫌がる」という保護者からの相談でいらした生徒さんがいるとします。「そうですか。では音読をやらせましょう」と、何の考えもなしにその子に音読の練習をさせる…というのは、プロのすることではありません。「なぜ音読を嫌がるのだろう?」と、その背景を考える必要があります。読みに困難があるのか、注意集中の弱さの問題なのか、それとも言語力に課題があるのか…要因は様々ですので、取るべきアプローチも当然変わってきます。
 そこで、様々な情報を集めて、お子さんの状態を分析することを「見立てる」といいます。これが即ち「アセスメント」です。アセスメントの材料は、たとえばWISC等の知能発達検査やより詳細な検査など、いわゆる「標準化された」フォーマルな検査から、関係者からの聞き取り、お子さんの行動観察、お子さんの成果物(作文や日記、日頃のテストや宿題、作品など)、そして指導に対する反応(効果の有無)など多岐にわたります。重要なことは、客観的な評価であること。「やる気がない」「努力不足」「甘え」といった表面的で主観的な見方はアセスメントとはいえません。誰かの主観や思い込みを排除し、誰が見ても同じことが言える情報を根拠にして、お子さんの躓きの要因を推察することで、適切な支援や指導方法が導き出されるのです。

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