アンダンテの派生的な仕事として、

お子さんの学校の先生と面談をしたり、学校の先生向けにお子さんの特性や学習の進め方についてのレポートを作成したりすることがあります。

こうした仕事の依頼は、まだ全体の１割いくかいかないかの数ですが

面談や報告書を通して、お子さんの苦手さの背景を学校の先生方に理解していただいたり、学習面で必要な配慮や効果的なサポートをご提案することは、とても重要だと考えています。

１０年ぐらい前は、私たちのような民間の立場の者が学校に入って担任や管理職の先生とお話しするというのは、親御さんが希望されても実現しないことが多くありました。「忙しい」云々でやんわりと断られることもあれば、あからさまに「何の権限があって」と拒絶されたこともあります。

面談が実現したとしても、話し合いの内容は噛み合わないままになってしまったケースも、もちろんあります。

でも、最近の傾向としては、学校側も「どのような学習をしているのか知りたい」とか「学校でどんなサーポートをしたらよいのか参考にしたい」と積極的に面談に臨んでくださるケースが増えてきているように感じます。

「『１回の面談で終わらず、学期に一度話し合いを重ねましょう』ということになった」というスタッフからの報告や

「アンダンテで書いてもらったレポートを参考に、学校で個別支援計画を立ててもらうことになりました」という親御さんからの後日談などを聞くと

１０年前とは隔世の感があります。

アンダンテでは、子どもたちの特性や苦手さを『治す』ことはできません。

一人一人のお子さんの特性に合わせた学習方法を模索したり、苦手の背景にある特性を理解して、適切なサポートを提案することが仕事です。

ですから、ご家庭や学校など、お子さんを取り巻く様々な人たちと情報を共有したり、効果があると思われるサポート方法を提案するという形で、もっともっと、つなぎ、つながっていきたいと思います。

アンダンテ西荻教育研究所　ウェブサイト↓↓↓

http://www.andante-nishiogi.com/

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来週は、息子を置いて、九州出張です。

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