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はるえもん、高校の校内研修のお仕事でした。

昨日は都内の某都立高校で校内研修の講師をさせていただきました。

これまで、いろいろな学校や地域から、UDLをテーマに研修依頼を受けてきましたが、高校に行くのは初めてで、イメージがわかなくて、事前に学校を見学させていただいたり、高校での研修経験が多くある先生にお話を聞いたりして、いつもより事前準備に時間を割きました。

「高校(特に公立)の先生は、研修にはあまり意欲的じゃないし、演習なんてやったらウザがられるだけだよ~」なんて言われていたんですが、・・・いやいや、だったらなおさら、2時間しゃべるだけで終わらせたら全員寝ちゃうんじゃないかという不安に駆られ、敢えての、アクティビティたっぷり構成で臨みました。

まず、冒頭に先生方から意識調査。

「授業や学習方法を変えれば、この学校の先生たちは、もっと伸びると思う」の問いにYES/NOを表明してもらったところ、こんな感じ。いかがでしょう?

そして、2時間の研修(テーマは「学びのユニバーサルデザイン(UDL)の視点で授業を変える」後、再度のアンケート

「生徒たちをもっと伸ばすために、自分の授業を変えたり工夫してみたりしたいと思う」への回答は、こんな感じ。

ちなみに、回答数が34から23に減っています。ちょっと残念。研修後も意識は変わらないと思った先生方が、回答しなかったのだとしたら、それは私の力不足。

さらに、授業改善案のワークシートの提出をお願いしたのですが、これは20で回収率は3分の2を切っちゃいました。でも、感想・質問欄にはほとんどの方がポジティブな記述が寄せられました。

さまざまな背景から、小学校・中学校の時期から学習に躓き、学習に関しての自己有能間を積み上げることが難しかったであろう生徒さんたちが多い学校です。決して学習への姿勢は積極的ではないでしょうから、先生方の大変さが想像されます。

でも、若い先生を中心に、研修会自体は私が思っていた以上に反応が良かったですし、生徒さんたちの潜在能力を信じ、それを引き出すためにまだまだ工夫や改善のしどころがあると考えてくださっている先生方が、全員ではないかもしれないけれど、でもちゃんといらっしゃるんだということがわかって、まだまだ可能性に満ちていると感じています。

そんな先生方に、昨日ご紹介したUDLの考え方や、米国の実践例が、何かの手掛かりとして少しでもお役に立てますように。そして、今後ももしまたチャンスをいただけるのであれば、生徒さんたちの力をもっと伸ばすためのお手伝いが、何らかの形でできたらいいのだけどなぁと思いました。

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明日はUDL研究会定例会です。興味のある方はぜひお越しください。

詳細はFBで。

https://www.facebook.com/udljapanese

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