はるえもん、はじめての犬とお泊り・・・の巻|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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はるえもん、はじめての犬とお泊り・・・の巻

本日は閑話休題。

私事で恐縮ですが、8月の短いお盆休み、那須高原に行ってまいりました。

人生どんな出会いがあるか分からないもので、

日頃から「猫派」を自称し、犬、とりわけ小型犬を好まない私が、どういう因果か

↓ こいつと一緒に2泊3日のお泊り旅行。

Sisimaru

(ぼく獅子丸です。よろしくワン!)

こいつが、飼い主殿のものぐさも手伝って、「お手」もロクにできやしない。

しかも、ペットホテルを脱走して指名手配されたことがある前科者だという。

(だから預かってもらえない。で、連れて行くことになった。)

果たして仲良くなれるかどうか、はじめはドキドキでしたが、

慣れてくるにつれて、次第になんだか可愛く思えてくるから不思議。

それも、トイプードルというのは比較的頭の良い犬種らしく、

最初は私が何を言ってもワンワンぐるぐる回ってるだけだった獅子丸が、

滞在中ヒマにまかせて何度も練習しているうちに、

「お座り」も「伏せ」もそれなりにサマになってきたから、

教育者的には、がぜん興味がわいてくるというもので。

そんなわけで、

夏の終わりは、やたらと“犬のしつけ”の本やサイトを読んでいたのですが

あれ?

・・・・なんだろう、この既視感は?

指示のしかた、誉めるタイミング、上手な叱り方、ご褒美の与え方・・・・えーっと、何かと似てるぞ、なんだっけ?

あ、わかった! ペアトレとおんなじだ。

(※ペアトレ=ペアレントトレーニング・・・子どもの行動への対応の仕方を親が学ぶ、子育て支援プログラム ADHDのお子さんの親御さんなどを対象に医療機関や相談機関が実施しています。この本など、わかりやすいですよ)

発達障害の子の育て方がわかる! ペアレント・トレーニング (健康ライブラリー)

発達障害の子の育て方がわかる! ペアレント・トレーニング (健康ライブラリー)

それで、ふと思い出しました。

かれこれ7~8年前に教えていた自閉症の生徒さんのお母さまが、ある日しみじみと

「先生、私ね、うちで犬を飼うようになってから、この子の育て方がよくわかるようになったのよー。対応のしかた一緒だから」

って、おっしゃってたっけ。

「えー、そうなんですか?! でも私は立場上、『犬のしつけと一緒です』なんて、口が裂けても言えませんよぉ!」ってこたえて、「そりゃそうかー、先生がそんなこと言ったら問題だ」って、二人で大笑いしてたんですが

でも考えてみれば、

ドッグトレーニングも、ペアレントトレーニングも、行動や学習の心理学の理論がもとになっているのですから似ている部分が多いのも当然で、さらに源流をず~~っと遡っていけば、パブロフの犬やオペラント条件付けあたりまでたどり着くはず。

当時、かの自閉っ子クンは、買い物学習の途中で突然猛ダッシュして行ってしまうので、「勝手に走って行きません。先生と歩いて行きます」というのを、何度も根気よく教えたっけ。

そんなあの子も、いまは社会人。

ちなみに、獅子丸は滞在中、ドーベルマンを追いかけてペンションのデッキからも脱走し、前科二犯となりました。

次は「待て」を教えたい。

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犬ネタ、次回に続きます。

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