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「やる気」とは何? どうやって育む? 理論と実践の研究の本

街でもお店でも、流れてくるのはクリスマスソングばかりだというのに、今ひとつクリスマス気分になれない・・・。

これはいけません。

仕事に追われていようが、不景気だろうが、季節感は大切にしたいものです。

というわけで、おもむろに、クリスマス会が終わって即洗濯してクローゼットにしまったサンタ帽を再び引っ張り出してきた はるえもんです。

24・25日は、これ被って授業します。

ブログもクリスマスバージョンに飾ってみました♪

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さて、超久々に本の紹介を。

やる気を育む心理学 やる気を育む心理学
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2010-03

やる気=「動機づけ」とは何か? どのように育まれるのか? 学びや授業との関連。やる気を失うプロセスと原因についてなどの、理論的背景や実践研究がわかりやすく書かれています。

といっても、大学のテキストとして書かれた本なので、すいすいと読める・・・・とまでは言いませんが、比較的読みやすくて、そして、

奥深いです。

ほめてやる気が出るのは、年齢が低いうちだけなんだな~とか、

授業の中に自律性や選択の自由があることが大切なのね~とか

思うところ多いですが

改めて、しみじみと恐ろしいと感じたのが

いわゆる「学習性無力感」。

(この研究の発端となった、電気ショックを受けても逃げようとしない犬の実験も、かわいそうで涙が出ますが)

学習性、というのはつまり、「経験によって身に着く」ということで

学習性無力感と言うのは、「やっても仕方がない」ということを学習してしまうこと。

拙著

先生が明日からできること。 先生が明日からできること。
価格:¥ 1,050(税込)

の中でも、「ドロップアウトの構図」の項で書いたのがまさにこれのことなんですが、

「どうせ、なにをやっても無駄だ」という認識が定着してしまうと、人は努力や試行錯誤で目の前の困難を乗り越えたり、がんばって課題を解決するという気力を持てなくなってしまい、少し困難な状況に直面すると、とたんにやる気をなくしてしまうことが示唆されています。

「やってみたら、できた!」

この経験の積み重ねが、いかに大切か。

どの子にも、それが必要です。

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あなたに素敵なクリスマスが訪れますように。

私の「やる気」のもとは、あなたの応援です。

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