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クラスでSST♪
巡回相談に行かせていただいている小学校のある教室で、
「サメタイプ、カメタイプ、テディベアタイプ」という表が掲示されているのを見つけました。
きいてみると、今年、4年生で毎月SST(ソーシャルスキルトレーニング)の授業をやっているのだそうです。
「へぇ~! 見たいなぁ」
といったら
「どうぞ、どうぞ!」
とのことで、月曜、そして今日と、連続でお邪魔して見学させていただきました。
授業は
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キレやすい子へのソーシャルスキル教育―教室でできるワーク集と実践例 価格:¥ 2,310(税込) 発売日:2007-07 |
などの本を参考に、担任の先生や、コーディネーターの養護の先生でアレンジしているそうです。
(あいにく、私は本書を持っていないのですが、通常学級でのSSTは最近ちょっとしたブームなので、この類の本はいっぱい出ていますね。)
私が見せていただいた授業は、「上手な意見の言い方」について考える内容。先のサメさん、カメさん、テディベアさんを、先生たちのお芝居で示し、それぞれの態度や言い方について子どもたちが考えます。今日は、フクロウさんも登場。対立場面でのよりよい解決をはかるには、これからどうしていったらいいんだろう、と自分へのアドバイスをワークシートに書くことで締めくくられました。
自閉っ子、アスペっ子の子どもたちのグループでやるSSTとは、また目的や重点を置くところが異なるでしょうし、大人数でやるメリットも限界もあるなぁと、興味深く拝見しました。
でも、意義は大きいと思います。
現代の子どもたちは、圧倒的に、仲間遊びや集団で何かをする体験が昔に比べて少ないですから、人と人との距離感や関わり方、意見がぶつかったときの解決方法、年上・年下への接し方などを「自然と学ぶ」機会が不十分です。
いまどきの子は、コミュニケーション能力がないとか、集団生活の基礎ができてないとか、言ってる前に教えてあげる必要があるのでしょう。学校が唯一の「子どもの集団」という環境にある子どもたちも少なくないですから。
快く見学させてくださった4年2組のK先生、ありがとうございました!
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