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特別支援の視点を取り入れた教材づくり

けさの朝日新聞をめくっていたら、学習に困難を示す子どもの教材教具の工夫についての記事がありました。

まさにそれが、今日の研修のお題。

全記事に書いた、病院にパソコン持ち込んで作っていたレジュメは、今日のための準備。

地元の教育センターは、夏休みは研修が目白押しのようで、普段とは違ってにぎやかでした。

でも、私の向かう部屋、「特別支援教育研修」は、ふたを開けてみれば参加者12名。

事前にいただいていた名簿には20名ぐらいの名前があったんですけどね・・・・豪雨のせいか、私の不人気のせいか・・・・(笑)

でも、参加してくださった先生方は、午前中に別の研修を受けたうえ、昼食後という悪条件のなか睡魔と闘い、立派に打ち勝って、演習に取り組んでくれました。

<特別支援の視点をふまえてワークシート・練習問題・宿題の3点セットをつくる>という課題、ちょっと地味かなと思ったのですが、

特別支援教育は、べつに凝った教材教具をつくらなきゃいけないわけではなく、むしろ

日々の授業を、<教科書・黒板・ノート、そしてドリルの宿題>というパターンから脱することから始めてもらいたいと考えたからです。

まさに「明日からできること」として。そして、「すべての子どもたちにとっていいこと」として。

講義の中で、ある子からコピーをとらせてもらった夏休みの宿題の算数プリントを「悪例」として、「見づらい」「わかりにくい」「何がねらいなのかわからない」と、さんざん槍玉にあげたのですが、なんとその子の担任の先生が参加者の中にいらっしゃって(^ ^;)・・・・地元ってコワイ。

でも、グループワークで出来上がった3種のプリントは、どのグループも、今日の研修の趣旨をしっかりと汲み取って、工夫されたものを発表していただきました。

ありがとうございました。

(>カワヤス先生、いただいたスライド活用させていただきました。感謝です)

私自身には、反省というか、課題が残りましたが。

授業や教材のユニバーサルデザインっていう考え方は、まだ多くの先生方にとっては、1、2歩先をいってる話なのかもしれません。

その前に、発達障害の子どもたちの本当の意味での理解、つまり言葉としての知識ではなく、実感として「そういうふうにこまっているのね」とわかるための研修が、もっともっと必要だと痛感しました。

ブログや本では伝えきれない子どもたちの「困り感」(←学研の商標登録です(怒))を理解してもらうための疑似体験的な要素を、研修では織り交ぜるように心がけているのですが、今後は今まで以上にそうした「実感してもらう」内容にしていこうと思いました。

それから、特別支援教育を先生方にもっと魅力的に感じてもらうための、多少キャッチーな言葉も必要だなぁと。

「あの研修、すっごくおもしろかったよ」って、参加した先生が学校で自然と話してくれるような、そんな研修にするために、これからもっともっと工夫と改善をしていきたいと思ったしだいです。

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久々にランキング10位圏内から外れてしまいました。

アクセス数激減のお盆休み、マメな更新で盛り返したいと思います。

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