学習指導要領改定で小1プロブレムは深刻化しないか???|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

お問い合わせ

電話番号

電話番号

ブログブログ
  • HOME
  • ブログ
  • 学習指導要領改定で小1プロブレムは深刻化しないか???

新しい記事

学習指導要領改定で小1プロブレムは深刻化しないか???

明日からアンダンテは1週間お休みです。

弟家族が長野から山梨に引っ越したので、連休は富士山のふもとの新居に遊びに行く予定でしたが、さきほど中止になりました。なぜなら

昨日から姪っ子がインフルエンザ。

もちろん豚インフルではなく、こんな季節にB型だそうで。

「治ったら連休後半に来て♪」と言われたものの、ひょっとすると下の甥っ子二人にもウィルスが潜伏してるかもしれない、メキシコよりも危険な地帯にのこのこ遊びに行くのもいかがなものか。「この休みは家で原稿を仕上げろ」という神様からの渡航禁止令と思うことにします。

+++++++++++++

それにしても、聞くところによると、この春新1年生となった姪っ子、相当疲れがたまっていたようです。

往復の通学時間の長さに加え、なんともう5時間授業が始まっているらしく、体力的にもいっぱいいっぱい。先日は時間内に給食を食べ終えられずデザートを撤収されてしまったと半べそ。(小学校を見ていると、1年生の給食の準備・片付けって戦場と化している教室も多いので、なんとなく想像はつくんですが)

彼女が3年間通っていた保育園は、行事も多かったし、決してのんびりした園ではなかったけれど、その彼女でさえしんどさを感じているのですから、自由保育から上がってきた子なんかは、もっとカルチャーショックなのじゃないかしらん・・・。

ところで、既にご存知の方、実感されている方も多いと思いますが、学習指導要領の改訂で「ゆとり教育よ、さようなら」の色濃い今日この頃。小中学校の授業時間数が増えて、1年生でも5時間授業が週3日とか4日とか・・・(今年・来年は移行期間なのでばらつきがあるようですが)

子どもたちの下校時刻が遅くなるのは、われわれ塾業界にとっては死活問題でして、今年度からアンダンテも営業時間を遅くし、さらには日曜日も開けるという対応策を泣く泣く打ったところです。 (アラフォー独身女、体力的にキツイです。これからますます友達もデートの機会も減りそう・・・。)

私のプライベートはともかくとしても、

子どもたちは、5時間、6時間の授業を受けて、それから習い事や塾に行って、土日だってスポーツクラブの試合やらなんやらある子もいるし・・・・。

学校から帰ったら、ランドセルを放り出して公園に遊びに行っていた、私の子ども時代とはわけが違う。

子どもたちに負担とストレスが増せば、学校で「落ち着かない子」や「ついてこられない子」が今以上に増えるのではないかしら? そして先生にも余裕がなくなれば、「落ち着きのない子」や「ついてこられない子」に、ゆったりと構えていられなくなる。悪循環にならなきゃいいのですが・・・。

その昔、前の「ゆとり教育」指導要領が始まるとき、若かりし私は某雑誌に「新指導要領は教育格差を広げる」という趣旨の論文を投稿したことがあるんですが、「脱ゆとり」の改定を喜ぶ気にはとてもなれません。むしろ、「今度の新指導要領は小1プロブレムを増長させないか?」という懸念が杞憂に終わることを祈るばかりです。

***************

そんなわけで、連休中も応援クリックを励みに更新します!

↓↓↓

★この記事を面白いと思った方、当ブログを応援してくださる方は、

にほんブログ村 教育ブログへ本日も1クリックをよろしくお願いします。

【にほんブログ村 教育ブログ】へリンクし、人気ランキングの1票となります。

*当ブログ上の情報およびコンテンツの著作権は全て筆者に帰属します。
*トラックバックは歓迎♪

アーカイブ

アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ