30時間の研修~CRN連載第3回がアップされました。|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

お問い合わせ

電話番号

電話番号

ブログブログ
  • HOME
  • ブログ
  • 30時間の研修~CRN連載第3回がアップされました。

新しい記事

30時間の研修~CRN連載第3回がアップされました。

2週間ペースでベネッセ・チャイルドリサーチネットのサイトに連載中のニューヨークレポート、第3回目の記事がアップされました。

こちら↓↓↓

連載「教師のスキルアップで『落ちこぼれ』を救う~NY市の事例より」

紹介しているSchools Attunedという教員向けワークショップは、30時間のワークショップ+2回のフォローアップ(実践編)という構成になっています。これに教師が参加するということは、参加費用はもちろんのこと、その時間の埋め合わせをする人手やらなんやらと、送り出す学校側としても大変な負担だと思うのですが、それでもニューヨーク市が取り入れて5年経った現在も、参加希望者は増えているそうです。

実際に参加してみて実感したのは、これだけの時間をかけて学ぶからこそ、付け焼刃的な知識ではなく、本当の意味でその考え方を理解できるんだなぁということ。

一方で、私自身が講師として研修を依頼されるのは、長くて2~3時間。(巡回相談の「ついで」だと、せいぜい1時間足らず) 

そしてよく言われるのは「具体的な話をしてくれ」「概論はいいから事例を話してくれ」というリクエスト。

気持ちは、わかります。

おそらく、ただでさえ忙しい中何とか作り出した研修のための時間。

手っ取り早く、何をしたらいいか、それだけ教えてくれ、という気持ち。

さらには、お役所の資料や偉い先生のお話では、なんのこっちゃわからなかった、というトラウマもあるのかもしれません。

リクエストにはなるべく応えたいという思うので、私なりに、短い時間で具体的に特別支援教育や発達障害について理解してもらえるような内容にすべく、毎回頭を悩ませながらレジュメ作りをしています。

だけど、そうして「短時間で具体的に」話すことが、うわべだけなぞることにならないかと、強く危惧しています。

特別支援教育にしろ、Schools Attunedにしろ、TEACCHにしろ、これらは方法論ではなく理念です。理念を理解することなく聞きかじりの情報や、見かけ(一部の手法)だけが一人歩きすると、大きな勘違いを生み出す場合があるし・・・・・。

そう考えると、「短時間で具体的に」うわべをなぞるような話をしてはいけないと思うし、でもたくさんの時間や回数をいただいて系統立てた話をさせてもらえる機会はなかなかないし。じゃぁどうすれば?と、模索し続けるばかりのこの頃です。せめて、少なくとも、おととしより去年、去年より今年の方が質の高い研修内容を提供できるよう、研鑽を続ける所存です。

どうぞ学校の先生方も、「特別支援教育の研修? それはもう去年やったし」と思わず、よりいっそう理解を深めていってほしいと願っています。

なんか、だらだらと話がずいぶんそれてしまいましたが、CRN連載今回からはSchools Attunedの研修を受けた先生たちが現場でどのように実践に結び付けているかを紹介していきます。ぜひお読みになってください。

ところで、このCRN連載の告知をした回は、アクセス数は増えるのにランキングが下がるという現象がおきます。。。(^ ^;) 

あの、もしよろしかったら、お手数なのですが、応援クリック→にほんブログ村 教育ブログへしてから読みに行っていただくと、なお嬉しいです。

というわけで、CRN連載はこちら↓↓↓

連載「教師のスキルアップで『落ちこぼれ』を救う~NY市の事例より」

↓↓↓

★この記事を面白いと思った方、当ブログを応援してくださる方は、

にほんブログ村 教育ブログへ本日も1クリックをよろしくお願いします。

【にほんブログ村 教育ブログ】へリンクし、人気ランキングの1票となります。

アーカイブ

アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ