電話連絡網に8時間・・・・?!|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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電話連絡網に8時間・・・・?!

原稿のお仕事が入っているときは、どうしてもブログにまで手が回りません(涙) 

そこで、今日は短時間で書ける「閑話休題」です。

今朝の朝日新聞に、先生の負担軽減のため、事務の効率化や事務職員への分担を広げる動きが出ているという記事がありました。

どんどん進めるべきじゃぁないでしょうか。

以前、給食費の徴収まで先生がやっていると知ったときには、「それって教師の仕事かぁ?」と思ったんです。そんなことに追われて、肝心な授業の準備や子どもと向き合う時間が足りない、気持ちのゆとりがない、なんて状態になっては、本末転倒ではないかと・・・・。

そもそも、学校というところは摩訶不思議というか、時代に乗り遅れていると感じることも多くて・・・・

先日行った学校でのこと。その学校は、前週の土曜日に運動会が終了したばかり。

「午後から雨」の予報に校長先生の「英断」で開始時刻を早め、プログラムも変更して、なんとか雨が降り出す前に運動会が無事とりおこなわれたという話は聞いていたので

「よかったですねぇ」と言ったら

「そうでもないですよ。今日も保護者からクレームがきてねぇ」と校長先生。

きくと、「学校に問い合わせの電話をかけないこと」というのが納得できない親御さんからだそうです。

確かに、何百人もいる児童の家庭から一斉に問い合わせなんかされたら、学校の電話パンクしてしまいます。

そういう想像力が働かない、最近の親は自己中心的だから・・・・という話になったのですが、

正直なところ、想像力が働いていないのは、お互い様かもしれないなぁという気がしたのです。

運動会の時間変更の電話連絡を連絡網でまわして最後の家庭に届くまで8時間、遅い学級では10時間以上かかったそうです。

「ホームページで告知するとか、一斉メールとかすればいいのに」

ボソッと言った私の声、相手に聞こえたかどうか・・・・?

だって、これは想像ですが、8時間かかったということは、最後の人に連絡がきたのは真夜中をまわっている頃でしょう?

運動会があるかないか、それによって大きく予定が狂ってくる人、たくさんいると思うんです。お仕事の都合を変えなければいけないとか、遠くから見に来る祖父母にも知らせなきゃいけないとか、連絡が回ってくる方は、それを受けてそれぞれに「対応」しなければいけない。だから一刻も早く情報がほしいはず。

インターネットや携帯電話がなかった頃は、それでもじっと待つしかなかったけれど、今は違います。

・天候が微妙な場合は、○時までにホームページで確認する。

・電話連絡網じゃなくて、連絡用アドレスを登録して一斉にメールする。

携帯電話やインターネットの普及率から考えると、これで大半の人はカバーできるし、時間だって30分もかからない。それでも何らかの事情があって問い合わせが必要な人のために、電話番がいればいい。

・・・・と思ったのですが、そういうふうに変えていっている学校って、ないのでしょうか?

今日は、一見特別支援教育とはあまり関係ない「無駄話」ですが、学校の先生の「無駄な忙しさ」を削っていくことは、ぜったい特別支援教育の定着のためにも大切だと思います。

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