クールダウンの掟 ~反響編~|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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クールダウンの掟 ~反響編~

今日は、クールダウンの掟シリーズにいただいたコメントをご紹介させてください。(シリーズまとめ読みは → こちら )

4月5日「はるまき」さんからのコメントです。

はるえもん先生、はじめまして。
中三のADHD,LDをもっている息子の母です。
「クールダウンの掟」シリーズ、心から待ちに待っていました。
息子は中二の後半から、授業中に度々パニックを起こし、教室からの飛び出しが、とても目立つようになりました。理由は、例えば自分が挙手しているのに先生が当ててくれない・・・とか他の人からみれば、大変些細なことですが、本人は無視された!と感じてカッとなり、その場に居るのが辛くなるようです。そして、困った事に息子が教室から飛び出すと、
その時に職員室にいる先生方が総出で探し回り、まさに「複数支援」で、その威圧感は相当らしく、私から学校へ、その方法は逆にヒートアップさせる可能性があることをお伝えしました。クールダウンする場所を決めていただいて、その場では息子一人で 少しそっとしていただきたいと・・・しかし学校の返事は、「その時にもし危険な行動があったら大変なので、それはできない。こちらには、義務がありますので。」とやんわりお断りされました。そして、今度は担任一人になったものの、胸ぐらを掴み「今度こんなことしたら、グラウンドを引きずり回すぞ!」と叱り付けられているようです。このような学校の対応に、私は一体どうすればいいのか・・・はるえもん先生のこのブログを参考にされて、ぜひ理解し支援してほしいとねがいますが、今の状況では、それをお願いすることさえ難しい雰囲気です。ますます情緒が不安定になっていく息子に、親として本当につらいです。こんなに長くなってしまいまして、申し訳ありません。

はるまきさん、ありがとうございます。

こういう話は、私も何度もよく耳にし、目にしてきました。

そもそもこのシリーズ「クールダウンの掟」の伝授者(?)であるQ先生が、私がここで紹介するのを承諾してくださった理由も、それなんです。

「先生方が良かれと思ってやっている対応が、逆に子どもにパニックを起こさせてしまったり、ヒートアップさせてしまうことが、多いんですよね・・・・。だから、多くの人に伝えていただきたいです」と、Q先生。

そうなんです。追いかけ、叱り、力でまとめてしまう先生方も、決して悪意があるわけではないのです。

教室を飛び出せば、追いかけなければいけない。「悪いこと」は、叱らなきゃいけない。「何か」あったら困るので、その子を一人にするなんて出来ない。

そう考えるのは、「知らない」先生なら当然の反応なんですよね。

「相手(子ども)がそうするから、自分(先生)はこうする」のであって、まさか自分(先生)の対応が相手(子ども)の行動を引き起こしたり増長させているとは、思いもよらない。

そんなものです。

でも、知れば、わかる。

わかれば、どういう対応がまずくて、どういう対応がベターか、見当がついてきます。

だから、知ってほしい。一人でも多くの先生に。

そんなQ先生の分、はるまきさんの分のねがいも一緒にこめて、「クールダウンの掟」シリーズ、まだまだ続きます。

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