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「おめでとう」には、まだ早い。(下世話な話ですが)

1日に校了(校正が完了すること)となり、次は印刷屋さんが本にしてくれるのを待つ段階です。

ところで、書籍化のお知らせに、「おめでとう」のコメントやメッセージをいただき、初めて知ったのですが・・・・

本を出すことが決まると、「おめでとう」って言ってもらえるんですね。

誕生日と新年以外に「おめでとう」といわれるようなことがないものですから、どうもしっくりきません。

それに私、あまりめでたい気分でもないんですョ。

ご承知のように、出版業界は非常に厳しい時代です。出版社は「売れる本」を作らなければ生き残れません。ましてや、雑誌と違って広告も入らない書籍は、もっと大変。よっぽどニーズがあるか、よっぽど売れっ子作家か、よっぽどえげつない売り方をするか・・・。(「いい本」が売れるとは限らないし、往々にして、「いい本」ほど売れなかったりします) 当然、私のような無名の書き手の、しかも「特別支援教育」なんていうマイナーでおカタイテーマの本を出そうなどというリスクを冒す出版社など、そうそうあるわけがありません。

昨年末あたりから、知り合いのツテなどもたどって企画を持ち込んでみたものの、編集会議にかけてもらえただけでも御の字で、教育関連の出版社ほど「うちは、特別支援教育の本は既に何冊も出している」と、企画書を見てもらうまでもいかないという、予想通りの手ごたえ。

こら、あきまへんな。

即、路線変更。

自費出版に方向を切り替えました。

つまり、本作りおよび出版にかかる費用を筆者が負担するというかたちの出版です。

さいきん、この方面でめきめきと伸びた出版社があります。朝日新聞の青い「be」のフロントランナーで社長が紹介されたほどメジャー化してきたS社。とりあえず、そこに行ってみました。企画書を見て、編集者が出してきた見積もり、初刷500部で200万円!

印税7%。てことは、本の代金が1200円としたら、24000冊ぐらい売れて、やっと元が取れるって計算ですよ。だいいち、無い袖は振れない。借金してまで飛びつく話でもないでしょう。

お話になりません。

(人生の集大成として自分史をまとめたいシニアとか、道楽で小説でも書いたお金持ちの人とかなら、出せるのかもしれませんが。)

で、他に自費出版、共同出版を中心に扱っている出版社を色々さがし、近所の小さな出版社に出会いました。相見積もりのつもりで出版費用を出してもらったら、S社の半分。そのうちの3分の1を出版社が負担、のこりが筆者負担。

それでも私には大きな金額ですが、知り合いの出版関係者に相談したら、どうやら良心的な値段らしいので、手を打つことにしました。

本を作る作業から書店に並べてもらうまで、さらに宣伝活動なども含めると、出版って、それなりにおカネがかかります。そして、本が売れないと、赤字。

ちなみに、今回は

初刷りが1200、これ全部売れても、出版社はまだ赤字です。

2000冊売れたら、出版社が利益を出せます。

そして、5000冊売れたら、筆者である私が、ようやくトントンに。

このとき、「おめでとう」と言っていただけたら、と思います。

それと、私のような人間は、えげつない売り方が苦手なので、みなさんの良心的な口コミに頼ろうと思います。どうぞよろしくお願いします。

出版社名、発売日、タイトルなどなど、「出版ウラ話」とあわせて順次お知らせしていきますね。(忙しい時期、こんなネタで、ごまかさせてください)

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