教室は語る・・・。|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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教室は語る・・・。

ある先生の実践を紹介した前回。まだご本人の了承も得ていないというのに、引き続きその先生(P先生としましょう)のクラスを覗いて、私が「なるほど!」と思ったことを順にお伝えしていきます。

今回は、教室環境についてです。

P先生の教室は、注意力を散漫にさせるような刺激ができる限り排除されているのが伺えました。もちろん黒板も、マグネットや前の時間の教材が貼りっぱなしなんてことはありません。今必要なものだけ。すっきり。棚にある本や教材、教師用机の上なども、整理整頓されています。そして、壁の掲示物に使う色画用紙の類は、すべて青色系に統一されていました。ブルーを選んだことに何か意図があるのかどうか分かりませんが、多色使いの一般的な教室に比べて明らかに受ける印象が落ち着いています。かといって、手を抜いているわけでも殺風景なわけでもありません

教室環境は、当ブログ初期のころに触れた話題です。(ご存じない方は、よかったら妖怪シゲキラーマグネットのデコレーションの記事をクリックしてご参照ください)。内容がかなり重複しますが、今回は通常級の教室だということが、私には嬉しい驚きでした。

このクラスには、ADHD(の疑い)の子が2名いるそうです。教室環境は、その子たちへの配慮でもある一方で、「落ち着いて学習して欲しいな」というクラス全員への無言のメッセージにもなりうると思います。お店やレストランの内装がそうであるように、部屋はそこでどんな過ごす人がどんな気持ちでどんなことをするか、を伝える力を持っていますから。

もしも、先生が子どもたちに、毎時の授業をレジャー施設やディスカウントショップのように、「うわぁ、あれもこれも楽しそう!」「わくわく、そわそわ」「うっひょひょーっ!」という高揚感を感じて過ごしてほしいと思っていらっしゃるなら、たくさんの色を使って、ごちゃごちゃ無秩序で刺激だらけの教室にすればよろしいでしょう。ただしその場合は、子どもに「落ち着きがない」「集中力がない」なんて言いがかりはつけないでくださいね。 

余談ですが、以前ある学校の研修で「過剰な掲示物はやめましょう」という話をしたところ、校長先生から、お偉いさんの監査が来たときに「掲示物が少ないですねぇ。もっと教室をにぎやかに飾ったほうがいいですねぇ」と指摘されるのだと言われました。

・・・・ほんとですかぁ?

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