うっかりミスが多すぎる!への対処 苦手をHELP!大作戦⑩|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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うっかりミスが多すぎる!への対処 苦手をHELP!大作戦⑩

テストや宿題のドリルで、細かいミスがとっても多いお子さん方がいます。計算ミスはもちろん、引き算なのに足し算をしている、答えに単位をつけ忘れる、などなど。一度二度なら誰でもあることでしょうが、同じようなミスを何度も繰り返している・・・となると、それはお子さんのもともと持っている不注意の傾向やワーキングメモリの弱さ等に起因している可能性があります。つまり、「気を付けなさい!」「なんで見直しをしないの!」と叱っただけでは解決しないということです。気を付けたり見直しをしたりする具体的な方法がわからなかったり、困難だったりするからです。

では、そういうタイプのお子さんには、どんなサポートが有効でしょうか?

まず、お子さんと一緒に、どんな間違え方をしているかを「分析」してみましょう。親御さんや先生が指摘して注意するのではなく、この作業を一緒に行うことで、お子さん自身が「自分のミスの傾向」に気づくきっかけになります。「符号のミス」「位取りのミス」「繰り上がり繰り下がりのミス」「単位のつけ忘れ」など、自分がミスしやすいポイントがわかると、問題を解く際に意識しやすくなります。

ただし、これらを同時に頭の中で処理するのは、実はなかなか大変なこと。特にワーキングメモリが弱点のお子さんの場合は、扱う情報が増えるほど混乱が増します。そこで、自分のミスの傾向に合わせた「見直しチェックリスト」を作ってみましょう。なぜなら彼らは「見直した!」とよく言いますが、実はざっと眺めただけで、本当の意味で「見直し」ができていないことがしばしばあるからです。チェックリストの項目を1回の見直しで一つずつ潰していくように促してみてください。これを続けると、「符号」「単位」など注目するべきところを注意を向ける練習となり、少しずつ見直しのコツがわかってきますよ。

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