読書感想文をパソコンで書くのはありか?なしか?|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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読書感想文をパソコンで書くのはありか?なしか?

●昨夏に続き、読書感想文再考。そもそも読書感想文が「苦痛」な背景を改めて考えてみました。私の経験上、「読むのが大変」なお子さん、「書くのが大変」なお子さん、そして「考えを整理したりまとめたりするのが大変」なお子さんがいます。
●「読むのが苦手」な理由も様々ですが、紙媒体ではなくデジタル媒体で読むことで、困難が軽減されるケースがあります。例えば東京大学先端技術研究センターが提供しているAccessReadingは、教科書や読書感想文課題図書などのデジタルデータです。PCやiPadでフォントの大きさや種類、背景色等が自分に読みやすいよう変更でき、読み上げ機能を使って「耳で読む」ことも可能です。
●「書くのが苦手」については、原稿用紙に鉛筆で書くという既成概念を取り払い、キーボードや音声入力を使えば解決するのでは?・・・と考え、読書感想文コンクール事務局に確認したところ、「手書きが原則だが、特別な事情がある場合、理由を添えて代筆やワープロソフト等での応募も可」とのこと。最初の受付窓口は各学校なので、まずは学校の先生の判断になります。
●そこで、勉強会仲間の小学校の先生たち数人に「読書感想文をパソコンで打って提出って、あり?」ときいてみたら、「いいですよ」と、あっさり。とは言え、そこは同志の集まり。「NO」という先生も多いんじゃないの?と逆に疑ったら「それはあるね。でも、そういうところから教員の意識を変えていかないと」と、心強い言葉が返ってきました。いかがでしょう、「読む」・「書く」で苦労しているみなさん、一緒にデジタルツールでの読書感想文にトライしてみませんか?
●3つめ「考えを整理したりまとめたりするのが大変」については、字数が足りなくなってしまったので、こちらはアンダンテの今年の夏企画で!
以上、アンダンテ通信7月号コラムからでした。
昨夜のワールドカップポーランド戦が、ずっともやもやしている、はるえもんでした。

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