「積む」・・・・はるえもんの、おもちゃと遊び問わず語り①|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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「積む」・・・・はるえもんの、おもちゃと遊び問わず語り①

アンダンテの待合席にひっそりとある「はるえもんの おもちゃ・絵本紹介コーナー」。
一向に、中身が更新しなかったのは、紹介したいおもちゃたちを我が子がどうしても手放そうとしなかったから。それが、つい先週とつぜん、「ママ、これアンダンテに持っていっていいよー」ということで、ようやく息子のお許しが出ました。
で、さっそく置いてみると、生徒さんやそのごきょうだいが、次々に手にしてくれて、嬉しい限りです。
やはり、美しい配色の、魅力的なおもちゃは、子どもはもちろん、大人もつい触ってみたくなるようです。
たとえば、このちょっと変わった形状の積木。ネフ社のネフピースというものなんですが、
IMG_4514.JPG
箱にしまってある状態を見るだけでも、インテリアのオブジェのようにキレイなんですが、
この積木の最大の魅力は、積みやすさではないかと思っています。
0歳(お座りできるようになったくらい)の赤ちゃんでも持てる大きさ・重さ。
そして、リボン型のくぼみどうしがスポッと組み合わさるので、
赤ちゃんでも積み上げていくことができるのです。
IMG_4515.JPG
一つの積木の上に、もう一つ積み木をのせる。
何でもないことのようですが、赤ちゃんにとっては「大仕事」を成し遂げた達成感でいっぱい!
満面の笑みで、パチパチパチ☆
そして、誰かが積み上げた積木を、思いっきりガラガラっと崩すのもまた楽しい。
ママやパパが「あーっ」と声をあげれば、ケタケタと笑うことでしょう。
そんなやり取りを楽しむことから始まって、やがて成長とともに、
自分でも高く積みたいという欲求も出てきて
上手く積めないと、イライラしたり、崩れてしまって泣いてしまったり。
そんなやり取りや葛藤を通して、楽しいとか面白いとか、悔しいとかいった感情も育まれていくのですね。
この形状が、シンプルながらよくできていて、くぼみを組み合わせるのか、面と面を合わせていくのか、とがったところどうし重ねていくのか・・・で難易度があがっていきます。それらを組み合わせたり色遣いを工夫すれば、より創造的な“作品”にも展開していくので、赤ちゃんオモチャにとどまらず、かなり長く楽しめるものです。
今日も6年生のお子さんが、配色にこだわりながら積み上げていましたよ。
IMG_4512.JPG
積木というと、創造性を育むおもちゃというイメージが強いかと思いますが、
手先の巧緻性や集中力もかなり養われると思います。
そして、先述のように、「こうしたい!」という欲求や達成感を感じることは、「学ぶ」力の根源になります。
ところで、今回含めここでご紹介するおもちゃって、確かに良いものなんですが、正直、お高い。
自分で買うにはちょっと躊躇するお値段でして。
(我が家のは、実家で甥っ子姪っ子が遊び倒したお下がりです)
ですが、積木って、国内メーカーでも良い品が出ていますし、
「積む」という遊びの要素は、積木じゃなくても、身の回りのいろんなもので遊べます
(もちろん、触ったり口にいれたりしても安全な形状、材質か確かめた上、お子さんから目を離さぬよう細心のご注意を!)
うちの子は、洗面所に座り込んで、化粧品や日用品のストックを、よく積み上げていました。
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