はるえもん、子育てを語るには、まだ未熟すぎて・・・|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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はるえもん、子育てを語るには、まだ未熟すぎて・・・

久々の更新です。
渋滞.JPG
先日、杉並区の「子育て支援講座」の講師をさせていただきました。
実を言うと、この仕事、私の勘違いで”うっかり”引き受けてしまったのです。
会場が教育センターだったので、てっきり教員研修だと思い込んでいて、
保護者向けの講座だと気づいたのは、依頼を請けたあと。
テーマは発達障害の話でも学習支援の話でもなく、「自己肯定感」。
何故そんな無茶振りを?(汗) 慌てて図書館で自己肯定感についての本借りてきて読みましたよ(^^;)
そもそも、私、これまで、親御さん向けのお話って、なるべくお断りしてきたんです。
子育てについて話すとかアドバイスするとか、自分には、まだまだだと思っているところがあって・・・。
だって、自分自身、子育て一人だけ、まだ3年足らずですよ。
というか、子どもがいなかった時の方が、むしろ恐れを知らずに言えたこともあったかもしれませんが。
毎日が手探り。この子をどう育てたら、どう育つのか、まったくの未知数。
そんな私が「子育て」の講師なんて、もう恐れ多くて、恥ずかしくって。
自分では、できる限り宣伝しないように、しないようにしていたのですが、
ふたを開けてみたら90人近い人数の参加者。本当にドキドキしました。
『自己肯定感って何だろう』
そんなテーマに、こんなにたくさんの人が関心を寄せ、寒空の中足を運んでくださったのは
それだけ、子どもへのかかわり方、ほめ方、叱り方、ことばのかけ方などなど
迷ったり悩んだりしている親御さんがたくさんいるっていうことなのかもしれません。
講座終了後に、個別にご質問にいらしたママたちの「悩み」や「相談」って、
たぶん、お医者さんやカウンセラーさんのところに行くほどではないけど
でも、ちょっと誰かに相談したい、聞いてほしい、というような程度のもの。
だけど、わかります。
他人から見れば小さな悩みかもしれないけれど、でも、
一人の人間を育てるという大きな責任を負う身になってみると、
不安も迷いもあるし、わかっているのにできない自分に落ち込むこともある。
そういう時って、けっこう、つらい。
子育てしているママが、上手に子どもを扱えて当然というわけではないんですよね。
ママがみんなお料理が上手とは限らないし、ママがみんなお掃除が得意なわけではない。
(私なんか、モデルルームやホテルのような小奇麗な部屋に憧れて
お片付け本を何冊も買っては読んでいるけど、やっぱり毎日お部屋が散らかって、
あーあって凹んでます。)
同じように、子どもに優しくて、上手にほめて、子どもの力を伸ばす理想のお母さんになりたいと思っても、実際には子どもにイライラしたり、怒鳴ってばっかりになって、そんな自分に落ち込んでしまうママも少なくないと思います。
そう。きっと、そんなもんだから、みんな多かれ少なかれ。
だから、親御さんの「ちょっと聞きたい」「ちょっと打ち明けたい」に応えられるような、そんな場をこれから作っていきたいなと、今回このお仕事をして、すごく感じました。
「自己肯定感」のことは、またあらためて。

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