就学前の支援|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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就学前の支援

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アンダンテの新しい取り組みが、もうひとつ。
この秋から、個別学習指導、グループSST指導それぞれに、
就学前のお子さんでも利用しやすい時間設定で新コースを新たに開設しました。
学齢期の支援については、それなりの実績と定評があると自負している私たちですが、
年齢の低いお子さんの療育に関しては、公的・民間含め他にもたくさんの事業所がありますので
私たちも、(これまでも受け入れはしていたものの)大きくアピールしてきませんでした。
でも、地域の現状を見ると、
幼児さんの療育機関はまだまだ不足していますし、
児童発達支援事業所は増えているものの、提供されているプログラムは
いろいろな意味で、事業所ごとにまちまちな内容のようです。
私たちは、いま、学校生活や学習に困難が生じているお子さんたちに
もしも、もう少し早い時期から出会えていたら・・・と考えることがしばしばあります。
そこを原点に、アンダンテでの就学前支援、ゆくゆくは幼児期の支援を考えていきたいと思っています。
そのために、先月、会員の保護者様に、就学前のお子さんの様子や療育についてお尋ねするアンケート調査を実施しました。
予想以上に多くの方から回答をいただきました。
一つ一つのご回答を、じっくりと読ませていただきました。
小さい頃、こんな療育や相談機関に出会えてよかった・・・という声もあれば
心配なことを相談できるところがなかった、
誰も何も言ってくれず、あの時本人の特性に気づいていれば、もっと早くに対応できたかもしれないのに、
・・・といったご意見もありました。
相談先でさらに傷ついた経験を綴っていただいた方もいらっしゃれば
何も気づかず親バカでいられた幼少期は今思えば貴重な時間だったと振り返る方もいました。
どれもみな、それぞれの親御さんの思いの詰まった、貴重な貴重なご意見として受け止めています。
私たちの就学前支援は、お子さんに過度な負担のかかる「入学前の詰め込み」や
親御さんの焦燥感を煽って療育のプレッシャーをかけるようなことを、したくないと思っています。
お子さんの特性やペースを大切にし、親御さんの思いに寄り添い、
「学ぶ」土台となる、「できた! たのしいな」「わかった!おもしろいな」の感覚を育むお手伝いをしたいと考えています。
具体的な指導プログラムは、お子さん・親御さんと一緒に手探りしながら作り上げていきます。
私たちの得意としている「学齢期の支援」に比べると、まだまだ勉強しなければいけないこともいっぱいありますが、いつか「アンダンテだからこそできる支援」といわれるよう、一歩一歩積み重ねていきたいと思います。

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