UDLの視点を生かした授業・・・研究授業を見せてもらいました。|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

お問い合わせ

電話番号

電話番号

ブログブログ
  • HOME
  • ブログ
  • UDLの視点を生かした授業・・・研究授業を見せてもらいました。

新しい記事

UDLの視点を生かした授業・・・研究授業を見せてもらいました。

11月14日の午後、杉並区教育研究会小学校部会学級経営部の研究授業に呼んでいただきました。

今年度の研究テーマが「子どもも教師も楽しくなる学級経営~学びのユニバーサルデザインの視点を生かして~」ということで

今回は、初任者の先生による社会科(3年)の授業でした。

ICTをうまく活用して、子どもたちの関心や意欲を高めているのに感心しながら拝見しました。

ただ、それが授業の“プレゼンテーション”(提示)の部分にとどまらず、もっと子どもたち自身の学びを引き出すような学習になったら、さらにいいのになぁとも感じました。

私の方からは、“学びのユニバーサルデザインの視点とは?”という話をさせていただきました。

ずっと前から、こういうかたちでお話しする機会があったらと思っていたのですが、

オプション・代替手段・足場(段階的な支援)・カスタマイズ

というUDの手法を、実際の授業の場面を題材に例を挙げてみました。

たとえば、絵地図の色塗りという活動に苦労していた子に、どんな方法で対処したらいいか?

色塗りのツールのオプションとして、色鉛筆とペンを用意しておくとか? シールという代替策もありかな? 紙の大きさを調整(カスタマイズ)できないだろうか?

たとえば、発表が苦手な子への対処は?

口頭での発表と文書での発表というオプションもしくは代替手段にするか? 発表の手掛かりになるようなワークシートやリハーサルは? ・・・・etc.

UDLを活用した授業づくりに実際にトライしてもらった上での話なので

UDLの視点を具体的にイメージしやすかったのではないかと思うのですが、いかがでしょう。

また、協議の中でも終了後に、疑問や質問があがったこともよかったです。

食わず嫌いではなく、とにかく入り口をくぐってもらい、トライ&エラーと議論を重ねることで

UDLの日本での活用の形が見えてくるのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

親子で風邪ひきです。(私がうつした)

↓↓↓

★この記事を面白いと思った方、当ブログを応援してくださる方は、

にほんブログ村 教育ブログへ本日も1クリックをよろしくお願いします。

【にほんブログ村 教育ブログ】へリンクし、人気ランキングの1票となります。

*当ブログ上の情報およびコンテンツの著作権は全て筆者に帰属します。
*トラックバックは歓迎♪(スパム防止のため承認制にしております。投稿後TBが反映されるまで少々お時間がかかりますのでご了承ください

アーカイブ

アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ