前回に続いて、最近同居を始めたウチの犬の話です。

カチャ。

時間を見ようと携帯を閉じた音が、スイッチに・・・

ワンワンワン！　ワンワンワン！

しまったぁ～。

戸の向こうで、犬が吠え始めてしまいました。

私が寝室への立ち入りを禁じたので、リビングで寝ているうちの犬は、

朝になると、

＜物音がした！→あ、起きたんだ！→「戸を開けろ～！　相手しろ～！」（鳴く）＞

と反応してしまうんですが、

あろうことか、うっかり私が携帯を見てしまった時刻は

AM 4:00　！！！（涙）

息をひそめて寝たふりをしてみるも、吠え声はますます激しくなるばかりか、

ドスン！　ドスン！　ドスン！

と、ドアに体当たりし始める大バカ犬・・・・！

ワンワン！　ドスン！　ドスン！　ワンワン！　ドスン！　ドスン！

東京の住宅事情では許されざる行動です。さて困った。

すると、さすがの騒ぎに目を覚ました彼が

「近所迷惑・・・」とつぶやいて、すっと戸を開けたのでした。

トトトトトト・・・しっぽを振り振り入ってきて、枕元に寄る犬を、撫で撫でする彼。

犬は、すぐにおとなしくなりました。

って、ちょっと！

あぁ、最悪。

なんてことを。

“全ての行動は学習の結果である”

このスタンスが体に染みついている私には、

彼の取った反応は、ありえない！

といっても早朝4時からケンカするのも嫌なので、ただ一人で脱力。

明日から大変だぞ～。ご近所さんごめんなさい。

＜吠える・ドアに体当たりする→ドア開く→パパさんがなでなで♪＞

犬にとっては、この構図ができあがったわけで、

はい、私の予想通り。

翌朝もAM 4:00過ぎに、

しっかり　ワンワン！　ドスンドスン！が再現されたのでした。

彼は、＜淋しいから呼んでいる→可愛がってあげたら大人しくなるだろう＞＋＜このまま騒ぎ続けたら近所迷惑だし＞という思い　から、ドアを開けてなでなでしちゃったのですが、

行動療法の理論はこういう感情移入的な発想は排除し、その行動と結果のみに注目します。

動物相手だと特にわかりやすいな～。

それにしても、こんな騒動続いたら、まちがいなくマンションの賃貸契約解除される！

そこで、2度目は脱力せず、私が対処することにしました。（続きは次回に）

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あと１回だけ犬ネタお許しください。（とはいえ、本人は教育ネタのつもりですが）

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