分離不安には薬or愛情???(※犬の話ですが)|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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分離不安には薬or愛情???(※犬の話ですが)

最近犬の話が多くて恐縮ですが(一応、れっきとした教育ブログです)、Sisimaru3

こいつに“10円ハゲ”ができました。

両わき腹に2か所。で、動物病院に連れていくというので、同行。

獣医さんの話によると、毛が抜けたのではなく、同じところを何度も舐めるために毛が切れて薄くなってしまうのだそうで、原因は「精神的なもの」。

「最近環境が変わったり、家に新しい子(ペットのことね)が来たりしませんでしたか?」

あぁ、やっぱりね。

えぇ、引越しをして、私が来ました。

ごめんよ獅子丸。間違いなく私がストレス源。

「慣れない環境に置かれたり、飼い主の気持ちが自分以外に向いてると感じると、分離不安が強まることが多いんですよね。自分をずっと舐め続けるのは、ある種の自分を慰めたり安心するための行為なんですよ。

治療としては、薬もあるんですが・・・」

えぇぇーっ! 分離不安って、薬で治すんですか?!

驚く私に、獣医さんがお薬の瓶を見せてくれました。

なんとまぁ、犬にも抗不安薬が処方される時代なんだ。。。

「でも、食欲はあるし、ウンコも正常ということですから、お薬を飲ませなくても、よく可愛がってあげていれば、そのうちおさまるでしょう」

ということで、今回は薬の処方は見送られたのですが、軽く凹む私。

それなりに可愛がってるつもりなんだけどな。

ただし、私は犬を「うちのワンコ」とか「ワンちゃん」とは絶対言わないし、散歩中に他の犬連れの人に「男の子?女の子?」と聞かれても、断固「オスです」と答えるところは、いまどきの愛犬家さんの愛情には及ばないかもしれないけどさ。

お気に入りのクッションを捨てたのが良くなかった? 犬と一緒の布団で寝たり、犬とチューしたりするのを禁止したから?(だって、不衛生じゃん) 「待て」を覚えさせようと、こっそり特訓してるのも?・・・・頭の中にぐるぐると、自分が犬に与えてきているであろうストレスが渦巻き始めます。 

と、その時、飼い主の彼が、「でも、以前に何とかいう菌が原因の皮膚病になったことがあるんです。一応調べてください」と頼んで検査してもらったら、ビンゴ。やっぱり、そうでした。

なんだ。愛情不足じゃなくて、原因のはっきりした病気だったんだ。

とはいえ、新しい環境でストレスがかかっていることは事実で、早く落ち着かせてあげなきゃなとも思う思うのですが。

ところで、「ストレスですね」という言葉にしろ、「愛情を掛けてあげて」というアドバイスにしろ、この手の言葉はとても便利な半面、危険をはらむということを、心理職や教育関係者も心に留めておかなければいけないと思います。

「ストレス」も「愛情」も、具体性がないわけで、実際どうしたら良いのかを助言したことにはならないからです。解釈がズレて誤った対応をとると、問題をもっとこじらせる可能性もあります。

現に、「可愛がる」ことは、「甘やかす」こととは全く違うのですが、「ストレスですね。可愛がってあげて」と言われて、つい私も、自分の今までの接し方をもっと優しくしなければいけないのかしら・・・・と一瞬思ってしまう。

でも、待て待て、危ない。それは違うぞ。と、もう一人の冷静な自分がささやいています。

話は3日前に遡ります・・・・。(次回に続く)

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