アナログ放送終了まであと1週間を切ったにもかかわらず

チューナーも地デジ対応テレビも買いに行こうとせず、ケーブルテレビを申し込む気もない

はるえもんです。

同類の方はご承知のことと思いますが、7月に入ったころから

画面の左下の「アナログ放送終了まで残り○日」という表示がやたらでかくなっていて

かなり邪魔。

すでに地デジ化を済ませた人には、気になって仕方ないらしく

「ねぇ、はるちゃん、テレビどうするの？」と、言わずにはいられない様子。

当の本人は、無関心でもあり、

こうなったらテレビが映らなくなる“その日”を迎えてやろうじゃないのと興味半分、開き直り半分でもある。

「残り○日」の表示が気にならない？　と聞かれたけど、おもしろいもので

こういう人間には、この表示がある意味「見えない」というか「認識されない」のです。

街なかを宣伝カーが「まだ、地デジ対応を、されていない方は、・・・・」と走り回っていても

うるさいなぁという感覚を通り越して、脳が「無視する」能力を身につけてしまっている。

周りに「テレビ映らなくなったらどうするの？」「みれなくなってもいいの？」と心配されようが、

「地デジ化しろ、しろ」と、地デ鹿やアナロぐまや、アナウンスにしつこく言われようが、

こういうタイプの人間は、のんきなもので、それが周囲の人を苛立たせたり、あきれさせたりしがちなんですね。

あぁ、これはたぶん

テスト間際になっても、受験が迫ってきても、

一向に勉強しようというモードに切り替わらないタイプの子たちと

おんなじなんだろうなぁ。。。

先生や親に、やいのやいの言われたところで、雑音としてシャットアウトしてしまっていたり

周りの友達が「お前だいじょうぶかよ、高校いけなかったらどうするの？」に言われたところで、

余計に開き直っちゃったりする・・・・いますよね、そういうタイプ。

それでも直前に、電気屋さんに駆け込むタイプもいるわけですが

私は、それさえもしない。

「べつにいいじゃん、テレビなくたって」とか言いつつ、

なんかの拍子に、誰かがどうにかしてくれちゃったりするかもしれないし、なんて思惑も

心のどこかにないわけではなく

そういう私のような人間に、

「まったく、しょうがないなぁ。この子は放っておいたら何も自分でやらないんだから・・・」と、

頼んでもいないのに新しいテレビを買い与えたり、代わりに手続きをしてくれちゃったりすると、どうなるか。

ますます、自分では何もやらないダメ女になっていくわけです。

やる気を起こすのが遅い子に、代わりにやってあげるのは、愛でも優しさでもないんですね。「やらなくても困らない」ことを学習させるだけ。

では、どうすれば、いいんでしょう。

実は、最近私、２度ほど、「新しいテレビを買おう！」と思ったんです。

この「地デジ・・・？　べつにどうでもいいしぃ」と全く行動を起こさなかった私のモチベーションを急上昇させたものは何だったか。

１度目は、たまたまバスを下りた停留所がＹ電気の裏口にあって、駅まで店の１階フロアをつっきったときのこと。

そこではもちろん、各メーカーの大小さまざまなテレビがずら～っと売られていて

展示品をふと見た瞬間、衝撃でした。

「地デジ対応テレビって、こんなにきれいなのかー！」

うちの液晶テレビだっても、買ったばかりの頃は感動したのですが、その比じゃないんですね。

アイドルの肌荒れまでくっきり映し出してしまうではないですか。

しかも、お値段３万円台。　もう少しで買うところでした。

２度目に「地デジテレビを買うぞ！」メーターが、ぐおんっと上がったのは、

このポスターを、新宿駅で見かけたとき。

ガーン・・・・。アナログ放送が終わったら、浩市さまのドラマが見られな～い！

けっきょくのところ

なかなか行動を起こさない、やる気のない（ように見える）、誰かを動かすには

その先に何が待っているのか、イメージを持たせ、

自分に関連があったり、自分にとって重要であったりする、ということを理解させるための

手がかりを与えることが大切なんですね。

やりなさい、やりなさいの連呼では動かないけれど

どうしても見たい番組を観るために必要だと認識すれば、スイッチが入ってしまう。

それでも地デジ化への腰は重い、はるえもんなのでした。。。

モチベーションをあげる手がかりと同時に、ゴールへの道程・必要な手順も示してね。

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