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UDL講座「学びのユニバーサルデザインで授業を変えてみよう」第1回のご報告

昨日は、UDL講座(「学びのユニバーサルデザインで授業を変えてみよう」)の第1回目を実施しました。

日曜日の午後に、参加者54名。それも、飛行機や新幹線で遠方から駆けつけてくださった方も多くいらして、本当にありがとうございました。

3時間×2回連続という、余裕のある時間枠をもらっているおかげで

説明もワークも、参加者の反応を見ながら、ゆっくりと、気持ちよく進めることができました。

1回目の今回は、建築や製品の用語である“ユニバーサルデザイン”の定義の確認、教室にはどのような“学びの多様性”が存在していることへの気づき、そしてUDLの基本理念について知ってもらうことの3つを柱に据えました。

この部分をていねいに伝えることは、いま私が最もやりたいことで、

今回はじめて、それを一つの形に組み立てられた感じです。

UDLを理解するためには、「障害は、人ではなく環境にある」「“特別支援”ではなく、“多様性のための多様化”へ」という意識の転換が非常に重要だと思うので、イントロダクションにたっぷりと時間を割きました。もしかしたら、そんなことより具体的な指導法を知りたいと、もどかしく感じた方もいるかもしれません。でも、私としては、どうしても外せない部分だということをご理解いただければ幸いです。

まだ参加者アンケートを読んでいないので、どんなふうに受け取っていただいたかわかりませんが、

自分としては、伝えるべきことは概ね伝えられたのではないかと思っています。

話やスライドに関しては、細かい反省点や修正したい箇所もいくつかありますけど。

特に、小・中学校を例にした話が中心になってしまいましたが、幼稚園や保育園の先生にはどんな例を盛り込めば良かったかなぁ、などと帰り道にふと考えたりもしていました。

ともあれ、参加者の方々も、さすがに自主的にいらしているだけあって、意欲や関心の高さがうかがえました。最後の質疑応答の時間も、「低年齢の子どもたちには、子ども自身が自分の強み弱みにまだ気づいていない場合が多いが、それは教師の方から教えていってよいだろうか?」、「たとえば、聞く力が弱い子に視覚的なオプションを提示することと、これからその力を伸ばしていく指導との兼ね合いは、どうしたらよいのだろうか?」、「日本の教育は昔から、例えば“まず正しい姿勢”から教えるというようなところがあるが、最近は姿勢が悪くても脳は活性化されているという話などを聞いて、そういう部分からも教え方を見直さなければいけないのかなと感じている。アメリカの学校ではどうなのか?」・・・・などなど、前向きな意見からくる疑問をたくさんいただけて、よかったです。

その場で発言できなかった方も、よろしければ感想などコメントいただければ嬉しいです。次回への参考かつモチベーションになります。

次回は、具体的なUDLの内容と、それを実践に落とし込んでいくプロセスについてを中心とした講座にする予定です。(会場は新宿の工学院大学)

第2回も、皆様のご参加をお待ちしています。

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今回の講座は、DVDになる予定です。プロのカメラマンさんがいて、ピンマイクつけて話をするなんていうのを、初めて経験しました。テレビのタレントさんみたい♪と、ちょっと機嫌が良かったはるえもんに、どうぞ応援クリックを♪

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