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6.3%・・・・ユニバーサルデザインしていかないと立ち行かないはず。

今日は、特別支援教育士の資格更新研修会に出席し、

かなり久々に「インプットの時間」の刺激を実感しました。

以下は、私自身の覚え書き代わりに。

講義1コマ目は「行政に関する最新情報」。

民主党政権に代わって、今後の障害者福祉や特別支援教育に関する動向がどうなっていくのか、気になるところです。

ところで、今日話を聞いていて、「6.3%」の意味を、改めて考えてしまいました。

「6.3%」。

教育に携わる人ならば、もう説明するまでもない数字ですね。文部科学省調査による、通常学級に、何らかの発達障害とみられる児童生徒が6.3%存在するという報告です。

この数字が与えたショックは大きかったし、そのために特別支援教育は進んだともいえます。

同じく文部科学省の報告(H20年度)によると、小中学校において、校内委員会の設置、実態把握、コーディネーターの指名がいずれも100%に近い学校がすでに「できた」としています。

たしかに形は、整ってきたのかもしれません。

でも、ふと考えたのですが

だからこそ、・・・・・・教師から見た「支援の必要な子」が6.3%もいるのだとすれば、ユニバーサルデザインの発想に切り替えないと、絶対に立ち行かないはずだと。

私の仕事しているS区、今調べてみたら、公立小学校の在籍者数が17,000人余り。

17,000×0.063=1,071人。

(※↑ 訂正とおわび すみません、昨日ひとケタ間違えて書いてました。あの数字だと63%になってしまう・・・・!(汗))

ちなみに、区全体の情緒障害の通級指導学級の受け入れ枠が110人だったか120人だったか・・・・確かそのくらいだし、

あるいは、こんな人数すべてに「介助員をつける」なんて、無茶な話ではないですか。

このブログの初期の記事をまとめた、こちら

先生が明日からできること。 先生が明日からできること。

の「あとがき」にも書きましたが、

真の特別支援教育は、通常学級の先生の意識改革から始まると思います。

いろんな苦手のある子が存在する教室で、いかに「すべての子」が学ぶことができる授業にしていくかが、カギです。

それは、たしかに「ちょっとしたこと」「あたりまえのこと」の積み重ねのはずですが、特別支援教育が本格的に始まって3年。

はたして、そのスタートに立てた学校は、全体の何%ぐらいなんだろうなぁ。

2コマ目は、「医学に関する新情報」。

本来なら難しい話を、非常に分かりやすく面白くお話ししていただきました。

なぜ集中できないのか、とか

なぜ読めないのか、とか

そういう「原因」を、医学的な見地からわかりやすく教えてもらえて、巡回相談などで先生たちに伝えるときのヒントにもなるので、すごくありがたいです。

午後の講義の感想は、次回に回します。

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今日に備えて、昨夜は早寝し、アラームも念を入れてセットしたのに、寝坊しました。冬の朝起きはつらいですね。気合いの1クリックをよろしくお願いします。

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