日付は変わって昨日のこと、ある小学校の土曜参観で、保護者の皆様の前でお話をする機会をいただきました。

考えてみたら、かつて自閉症やLDの親の会でお話させていただくことは何度かありましたが（ほんと、「アンダンテの金子」は親の会には育てていただきました）、今日のようなシチュエーションは初めてです。

一般の（という言葉でしか言い表せない私のボキャブラリー不足をお許しください）親御さんたちを前に「特別支援教育」を語る・・・・というお題を与えられ、スーツ姿で堅苦しい専門用語を並べるのではなく、「みんなちがって、みんないい」の延長としての「支援」について伝えたいと考えました。

いつも以上にスライド準備に時間と労力をつぎ込み、講演中LDだのADHDだの自閉症だのといった言葉は一度も使わず、さらには服装もひらひらスカートで柔らかい印象でと妙に細かいところまで気を入れた分、ちょっと緊張してしまいましたが、思いが少しでも伝わっているといいな・・・・。

「支援」は特別なことじゃない。だから、線引きをしないでほしいし、必要な子には積極的に支援をしてほしいこと。周囲の理解が一番の支援になること。

そして、言いそびれたけど、こうしてどの子も違いを認め合える学級、学校づくりが、いじめのない社会につながってほしいと願っています。

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