今日もニューヨークレポートです。

今回は２度目の訪問になるP.S.88（公立第８８学校）です。

タラ・ノール先生のKクラス（K＝キンダー、つまり就学前）では、ずばり「いろいろな学び方」について学ぶ授業をしていました。

先生は、写真絵本をめくりながら、子どもたちと一緒に、生活や学校での様々な場面での様々な行動について話し合います。

読んだり、書いたり、話を聴いたり、歌ったり、絵をかいたり、私たちはいろんな学び方をしているんだね、と。

そして、最後にそんな読んだり書いたり歌ったりして学ぶことについて絵にかいてみよう、という活動でまとめ。

こうしたメタ認知（学び方について学ぶ）の授業を、週に１回は取り入れているそうです。教科学習はもちろん一定の年間計画があるけれど、この授業については、そのときの子どもたちの状況に応じて内容を考えるそうです。子どもたちの年齢はもちろん、クラスの顔ぶれなどによっても何をするか変わってきます。タラ先生の授業は前回も見せてもらいましたが、「今年は英語のわからない子がたくさんいるので、去年とは全く違う内容です」とのこと。

この学校では、全校をあげてSchools Attunedを取り入れているので、キンダーから高学年まで様々な形で子どもたちに「私たちはどのように学んでいるのか」を知り「自分にあった学び」を意識させる授業が行われます。こうした授業を見せてもらうことで、私自身の子どもたちへの「教え方」もずいぶん影響を受けています。今年はさらに進化させていくつもり。

前回のP.S.88でのメタ認知の授業は去年のCRNでの記事→こちらでも触れていますので、まだお読みになっていない方は、ぜひ。

さて、次もP.S.88の先生の授業をご報告します。

最近、休日でもなんだかんだと仕事に追われているのですが、今日は久々に「休み」ました。

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