検査と触診(1)|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

お問い合わせ

電話番号

電話番号

ブログブログ

新しい記事

検査と触診(1)

連日、おなかが痛い。

おなかを壊したわけでもなく、快食快便、生理痛というわけでもない。

さすがに1週間も腹痛が続くと、心配になって近所の診療所に行ってみた。

レントゲン、血液検査、そして大っ嫌いな胃カメラ。一通り検査したものの、「潰瘍も出血も、ガンもない。胃も十二指腸もまったく心配のないキレイ状態」とお墨付きをもらう。

じゃぁ、なんでこう毎日おなかが痛むのかと聞くと、「まぁストレスじゃないかなぁ」との結論。

医者というのは、結局原因がわからないと「ストレス」の言葉で片付けるのか・・・・。

とはいえ、毎日好きな時間に寝起きし、好きなものを食べ、好きな人たちと付き合い、好きな仕事をしている私のこの生活で「ストレス」と言われた日にゃ、どうすればいいのか。

薬も「どうします?」と医者から逆に聞かれる始末。

「まぁ、様子見てまた何かあったら来てください」ということになった。

検査は一つひとつきちんとやってくれたのだから、「誤診」や見落としがあるとは思えないし、医師も感じのよい話し方のいい人だった。

でも、ひとつだけ、ひっかかっていた。

この先生は、3度の診察に際して、ただの1度も、私の体を診ていない。

ほら、たとえば、ベッドに仰向けになって、「ここ痛いですか?」と触ってみたり、聴診器をあててポンポンしたり、そういうのが一度もなかったのだ。

いつだったか、新聞か雑誌か何かで、「最近、触診を軽視している医師が増えている」と指摘するコラムを読んだことがある。さまざまな医療検査機器が発達し、数値や画像データを見るだけで、肝心の患者の体を診ることを忘れていないか、問診や触診は医師の基本だ、と警告するものだったと記憶している。

その後さらに1週間、ナゾの腹痛は続いた。今にも死にそうな激痛というわけではないけれど、2週間続く痛みに、やはり納得のいく「答え」がほしいし、治してほしい。

そこで、セカンドオピニオンじゃないけれど、別の医院に行ってみた。実は、高齢化の進むこの地域には、年老いた医師が細々とやっている、小さな医院がたくさんある。その医院も、看板ははげ、壁はしみだらけ、昭和、もしくは対象にタイムスリップしたかのような古い診察室。

長くなったので、2回に分けます。続きは次回に。。。。

先週学会、今週パパママ向け勉強会、来週子どもたちのクリスマス会、再来週ニューヨーク出張・・・連続日曜日が潰れています。目下ブログの更新サボりで仕事量を調整中。こんなエッセイでお許しを。(クリック恵んでください)

↓↓↓

★この記事を面白いと思った方、当ブログを応援してくださる方は、

にほんブログ村 教育ブログへ本日も1クリックをよろしくお願いします。

【にほんブログ村 教育ブログ】へリンクし、人気ランキングの1票となります。

*当ブログ上の情報およびコンテンツの著作権は全て筆者に帰属します。
*トラックバックは歓迎♪

Photo

算数の文章問題を「北朝鮮のアナウンサー風」に読む生徒。

アーカイブ

アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ