いま、広島に滞在しています。

昨日から３日間、広島大学でLD学会が開かれていて、その報告は東京に帰ってからと思っていたのですが、

今日、これはあんまりだと思ったので、ホテルのPCに向かっています。

シンポジウムや講演会のとき、スライドが切り替わるたびに、デジカメで写真を撮る人たちがいるのです。

資料を全て自分のカメラに収められるのは確かに便利な道具とは思いますが、

スクリーンを見やすくするために照明を落としているのに、フラッシュがパシパシのみならず、カメラのモニター部分の光も、想像以上に明るくて、他の大勢の聴講者には立派な“光害”です。

最初は、前のほうの真ん中に陣取っていた数人がやり始めたのですが、誰かがやると自分もと思う集団心理なのでしょうか、あっちこっちでゴソゴソとカメラをかばんから出す音、そして、スライドが1枚表示されるたびに20回人ぐらい分フラッシュが光るんです。話を聞いているほうは気が散って仕方ないし、だいいち、スピーカーや講師に失礼ではないでしょうか。

ひどい人は、カメラの操作時に電子音が鳴ってるし。

帰り際、実行委員の先生の一人に、デジカメ禁止のアナウンスがほしいと伝えておきましたが、明日反映されるかどうかはわかりません。

でも、LD学会の会員のほとんどは、先生ですよね？

常識と想像力を働かせて、話している人の気持ち、話を聞いている人たちの迷惑を考えていただき、どうかご遠慮願えませんか？

ケイタイの電源を切るのと同様、ああいう場でデジカメを使わないのもマナーのひとつじゃないかなと思います。

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