アスペっ子と「プラス思考・マイナス思考」ゲームで考えた。|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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アスペっ子と「プラス思考・マイナス思考」ゲームで考えた。

明日からニューヨーク出張・・・・のはずが、先方の急病によりキャンセルやむ無しとなってしまいました。

まだ足元には荷造りの途中のスーツケースがあるし、先週は向こうで参加する予定のワークショップの事前準備に追われていたので目の下にはひどいクマができているし、同僚や親御さん方にはたくさんの協力をしていただいていたし、前日キャンセルなのでキャンセル料金もかなりの額になってしまったし、・・・・ため息です。

話は変わりますが、先週アンダンテのグループ指導で、アスペっ子たちと「プラス思考・マイナス思考」ゲームをやりました。

まずその前に、プラス思考・マイナス思考とはどういうことか? の確認。

たとえば「コップのジュースを半分こぼしてしまった」というとき

「あ~あ、くやしい」「半分しかなくなっちゃった」と考えるのがマイナス思考、

「コップが割れなくてよかった」「まだ半分もある」と考えるのがプラス思考。

聡明なアスペっ子たちは、意味も良くわかっていて、自分たちの言葉でしっかり説明してくれました。さらに、

「プラス思考、マイナス思考、それぞれにプラス面、マイナス面があるんだけど、どんなところ?」ときくと、

プラス思考のプラス面は、「明るい」、「元気が出る」、マイナス面は「のんき」「無責任」などなど、

マイナス面のプラス面は、「反省できる」「次に活かせる」、マイナス面は「暗い」「落ち込む」などの意見を出してくれました。

だから、プラス思考もマイナス思考も、どちらも大事で、片方に偏りすぎずバランスよく物事を考えられるといいね、という話をした上で、くじ引きで引いたカードに書かれた場面を見て、それぞれプラス思考、マイナス思考の両方の台詞を考えてみようというゲームをしたのです。

たとえば、

「忘れ物をした!」→ (-)「どうしよう、しかられる!」 (+)「誰かに貸してもらおう」

「運動会のリレーでバトンパスを失敗して最下位に」→(-)「くやしい!」「自分のせいだって、みんなに責められるかも」 (+)「来年はこの失敗を糧にがんばるぞ」

というような具合です。

アスペっ子たちは、「自分はどっちかっていうとマイナス思考が強いかも」「プラス思考は難しい~」と自ら認めていましたが、やっぱり何か想定外のことがあったときに別の見方をしてみたり、気持ちを切り替えることが苦手なようです。それで、必要以上に怒ったり泣いたり、いつまでもこだわって相手を責めたりすることもあります。だからあえてこんなゲームをして、「いろいろな見方」の経験をつんでほしいと思ったわけです。

で、一緒にゲームをした私は、どちらかというとプラス思考の傾向が強いようで・・・・まぁ、それなりに人生経験積んでいる分、年の功ってところもあるのでしょうが。

そんなわけで、冒頭の出張キャンセルについてのネガティブシンキングを、無理やりポジティブシンキングに。

前日キャンセルでよかった。当日だったらもっとお金かかるところだった。

ちょうど、やりかけの仕事もいろいろ残していたし。

次回の訪米では、倍の収穫を得てこよう。

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