学校公開 なのに閉ざされた教室|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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学校公開 なのに閉ざされた教室

区内の某中学校が学校公開日なので、

貴重な休日に、電車に乗って、バスに乗って、さらに小雨の中てくてく歩いて、行ってまいりました。

学校公開と言っても、中学は小学校ほどたくさんの人たちが来るわけではないのですが、それでも学校選択制度がある以上、普段の様子を知る大事な機会ですね。

で、校舎に入って、階段を上がって、5分で帰りたくなりました。

だって、どの教室も、ぴしゃりとドアが閉ざされているんです。(開いていたのは全校でたった1クラスのみ)

もしもーし、公開中なんですよねぇ?

見せてくださーい・・・・

ドアにはめ込まれている窓もすべて摺りガラスだから、教室の中を覗くことは不可能。

よっぽど職員室に行って、「教室のドアを開けさせてください」って言おうかと思いましたが、言われることは予想がつきます。「ドア開けて入っていいんですよ。遠慮なく」(過去の経験より)

きっと、そう言ってくださるだろうけど・・・・でも、客の立場になってみてください。

ドアが閉まっていて、窓から中の様子がわからないお店に、入る勇気あります?

教室の中が見えない窓、これで校長先生や他の先生たちは、一人ひとりの教師がどんな授業をしているのか把握できるのかしらん?

しょーがない、とりあえずその授業が終わるまで待って、休み時間の間、廊下でスタンバイ。チャイムが鳴って、教室に入る先生たちにニッコリ会釈。これで「見学者いますよ~」とアピールできるでしょ?

にもかかわらず、次の授業が始まるときも、ドアは再びぴしゃり。

えーい、ここで引き下がって帰っては、せっかく来た時間と労力が無駄になる。

片っ端から、ドアを開けて教室に入っていくことにしました。

学校公開も、あちこち足を運んでいると、何回かに1回ぐらいは、「うまいなぁ!」という先生や「おもしろい!」と思う授業に出会えるのですが、残念ながら今日は収穫なしでした。

どこもかしこも、教科書片手に先生が一方的にしゃべり、たまに生徒に読ませ、黒板を写させる。。。旧態依然の授業スタイル。

「いいかー、この問題わからない人は、勉強が足りないよー」

なんてかんじで、流されていく。生徒たちの目が、生き生きしていない。

私が中学生のころも、こんなだったな。学校の授業なんて、つまらなかったもんな。

あれから20年以上経っているのに、

その間に、時代はこんなに変わったのに、

教室は何一つ変わらない風景。

これじゃぁ、「塾の方がわかる」と生徒たちに言われてもしかたないか・・・・。だからって、学校で塾講師が授業するのを受け入れるって、どうよ?とも思う。

中学校の先生は、その教科のエキスパートなのですから、そのテーマをいかにプレゼンするか、その教科を学ぶことのおもしろさをいかに伝えるか、もっと真剣になってもいいのでは?

研修とか、研究会とか、研鑽は研究授業で終わらせるのではなく、日々の授業に生かしてほしいものです。

生徒のみなさんが、よくあいさつしてくれたことが、救いでした。

話変わりますが、夕方、映画「闇の子供たち」を見てきました。タイの児童人身売買、日本人として、目を背けてはならない「現実」に、江口洋介、宮崎あおい、佐藤浩市、妻夫木聡といった豪華キャストが体当たり。衝撃の映画でした。

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