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言葉だけでは足りないから。。。。授業のユニバーサルデザイン

前回前々回から続いています。言語編のまとめ読みは→こちら

英語力3歳児レベルのため、すっかり落ちこぼれかけていた私でしたが、前述のように、講師や周りの参加者の皆さんの「ちょっとした配慮」に助けられて、なんとか振り落とされずにしがみついていた研修。

また、このワークショップ全体を通して意識的に行われていたことが、私にとってはずいぶん「支援」となりました。

まず、毎回「明日はここをやります」と予告があったこと。これは、次の日に備えて効率的に予習ができたので、本当に助かりました。毎回、当日に「初モノ」とご対面してたら、絶対ついていけなかったと思います。

それから、はじめに「今日の学習の予定」をスケジュールで示されたこと。また、冒頭で「今日のキーワード」についての解説があったこと。 それらと照らし合わせて、「いま何について勉強しているのか」を念頭に学習に取り組むことができ、話を見失いそうになっても、完全な迷子にはなりません。

そして、「言語」を介してだけではなく、ビデオ映像や図表、作業、ロールプレイ、あらゆる形式を認めたプレゼンテーションなどなど、五感に訴える学びなので、たとえ「言語」での理解や表現に弱みを持っていても、他の機能で補いながら学ぶことができるし、逆に弱い「言語」機能をはぐくむ効果もあるにちがいありません。

つらつらと先生の聞かせるだけ、教科書を読ませるだけ、ノートをとらせるだけではなく、あらゆる脳機能を働かせる授業こそ、教育のユニバーサルデザイン。・・・・これが10日間のニューヨーク出張で得た答えでした。

一言でまとめるなら、こんな感じでしょうか。

・目で見て耳で聞いて、口で話して、手で書いたり何かを作ったり、体で体験して・・・・五感をフル活用して学ぶ授業作り
・言語(テストや作文、レポート)以外の表現方法による学びの評価も取り入れる

しかし、こういう授業をやろうと思うと下準備が欠かせないんですよね。

実際このワークショップを受けた先生たちが、現場でどのように実践にいかしているのかも、実はしっかり見てきました。でも、その話は、またの機会に。「授業のユニバーサルデザイン」については、今後も折に触れて考えていきます。

ということで、学習支援シリーズ「言語編」は今回で完。次は「思考編」に入るか、後回しにして「運動編」を先にお話しするか、迷っているところです。

先週は時差ぼけで体内時計が狂いまくり、2度も仕事に遅刻しました。今日は風邪を引いて熱が。。。。「しっかりしなさい!」の喝の代わりに、よかったらワンクリックを。

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※参考文献 "The Mind That’s Mine"  Dr.Mel Levine

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