ラーメン屋のおかみさんの場合~覚える・覚えている・思い出す・自動化する(オマケ)|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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ラーメン屋のおかみさんの場合~覚える・覚えている・思い出す・自動化する(オマケ)

今日は、まったくの余談です。

前回、映画「タンポポ」に登場するラーメン屋を例に「ワーキングメモリー」について考えてみましたが、ランキングは落ちる一方・・・・。(笑)

あまのじゃくは、ラーメン屋ネタを引っ張りたくなりました。

さて、今日のお昼はいつもより時間があった私、職場の近くの行列のできるラーメン屋に並ぶことにしました。ここは、知る人ぞ知る名店。カウンター6席のみの小さな店をご夫婦(?)で切り盛りしています。当然、伝票は使わず、注文はお二人のワーキングメモリにインプット。レジもなくて、蕎麦ぼうろの缶から現金を出し入れする。なんか「昭和」を感じさせる雰囲気が大好きです。

私が列の先頭に来た時、後ろにはあと2人並んでいました。毎度のことですが、おかみさんが外に出てきて「ご注文はもうお決まりですか?」と、きいてきました。

私「ラーメン」、次の人「もやしめん」、その次の人「タンメン、チャーシューのせて」。

おかみさん、店内に戻ります。おやじさんは、麺を湯掻いたり野菜やチャーシューを切ったりする手を休めずに、おかみさんから3人の注文を聞いている様子。ちらっと窓越しに外をうかがい、そしておかみさんに何やら声をかけました。おかみさんは再び外に出てきて私に言いました。

「ラーメンでよかったんでした・・・・?」

「ええ、ラーメンです」

そう答えながら、私はおやじさんとおかみさんの間にどんなやり取りがあったのかを察し、ドギマギしてしまいました。

実は、私はこれまでこの店では「タンメン」しか頼んだことがなかったのです。なにしろここのタンメンは絶品。一度食したら、やみつきです。もちろん、今日もタンメンを食べるつもりで来たのですが、並んでいるうちに突然気が変わったのです。「たまには違うものを食べるかな。こないだ『タンポポ』見たら、なんか定番のラーメンの気分だし」

私、常連という自覚はありませんでしたが、それでも顔を覚えられるには充分なほど、おやじさんの「長期記憶」に「あのお客さんはタンメンのお客さんのはず」とインプットされるほど、おかみさんが「もしかして私の聞き違い?」と不安になって確認に来るほど、タンメンを食べに通っていたのですね。。。

そのことを裏付けたのは、お勘定の時のおやじさんの一言。「今日は600円です」(タンメンは700円)

混乱させてすみませんでした(笑) ラーメンも美味しかったです。

えーと、学習支援に結び付けるには、あまりに強引でした。ラーメンが食べたくなった方は、召し上がる前にクリックしていってください(笑)

さて、記憶の話、続きは今週中に必ずアップしますので、お楽しみに。

ランキングが落ちると更新をサボる、なのか、更新をサボるからランキングが落ちるのか・・・・?

※参考文献 "The Mind That’s Mine"  Dr.Mel Levine

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