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今日は、面白くもなんともない話です。

もしかすると、学習障害のことや知能検査のことを多少勉強された方なら、前々回前回の話をお読みになって、「認知処理過程」の話だな・・・とピンときたかもしれません。

WISC-ⅢやK-ABCという知能検査で出てくる「言語性と動作性」「継次処理と同時処理」あるいは「聴覚的な処理」「視覚的な処理」などなどの専門用語・・・・

要するに(かなり大雑把に言うと)、いろいろな課題の得意不得意を見て、

「ことばで理解したり考えたりする⇔絵や図などで理解したり考えたりする」

「複数の情報をひとつずつ順番に処理していく⇔複数の情報を一度にまとめて処理する」(部分から全体へ⇔全体から部分へ 道順型⇔地図型)

「耳から入ってくる情報に強い⇔目から入ってくる情報に強い」

などなどと、その人の傾向を把握しようというのが、こうしたテストの目的です。(実際は2分類だけでなく、もっと細かくも分析します)

とは言っても、道順型のBさんと地図型の私。それぞれが知能検査を受けたら、Bさんは言語性優位、私は動作性優位、あるいはBさんは継次処理型、私は動作処理型と、くっきりきれいに結果が出るかというと、そんな単純な話でもないと思います。とらわれすぎず、あくまでも「参考」であるという心積もりでいた方がいいのかもしれません。

ここで強調しておきたいことがあります。

特別支援教育の対象となっている子どもたちの中には、病院や相談機関で、あるいは情緒障害児学級などで、知能検査を受けている場合がよくありますよね。WISC-ⅢとかK-ABCといったテストは、個人に「レッテルを貼るためのもの」ではなく、どんな支援が有効かを考える手がかりにするもの」でなければ意味がありません。

でも実際には、検査の結果を教室での支援に役立てられているか、というと、これがなかなか難しい。。。

理由のひとつは、検査の結果が何を意味しているか、どのように役立てたらいいかという知識を持っていない先生がほとんどだということ。もうひとつは、全体の授業のなかで先生が個々の特性に配慮するのは限界がある、ということ。(他にも要因は色々あるでしょうが)

そこで、これからWISCやK-ABCについて詳しくお話を・・・・するつもりは、さらさらありません。

それは私なんぞに期待するより、しかるべき人によって書かれた、しかるべき本をお読みになって勉強されることをお勧めいたします。

こちらは、ちょっと違う道を通って、学習支援を考えていきます。

どんな道? それは次回に。

*話がどこへ向かおうとしているのか、読者のみなさん戸惑っていらっしゃることと思いますが、私の頭の中では道は外れていないはず(笑) みなさんの1クリック→順位が上がる→プレッシャーがかかる→更新が早くなる・・・・かもしれません。

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