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ユニバーサルデザインする起点・・・どんな“バリア(障壁)”が潜んでいるか
しまいこんであったテーブルポット↓を活用しようと引っ張り出してきた翌日
ADHD色濃厚な彼が、何を早トチったか、ガスコンロにかけて燃やしてしまいました。。。
(「なんか燃えてるんだけど・・・」「って、なんで?!」)
実はこのポット、ホテルなどでよく使われている業務用仕様のもので、
シンプルでクラシックなフォルムが素敵なのですが
使ってみると、私には重たくて片手で扱いづらいし、倒れると熱湯がこぼれてしまう構造なので赤ん坊のいる我が家では危険だなぁと思っていたところでした。
プラスチックの底部がどろどろに溶けてしまったおかげで、
処分する踏ん切りがつきました(^ ^;;;)
それにしても、
どんなに一見高級そうで美しいデザインであったとしても、
実際には使い手がかなり限定されてしまうという意味では、
このポットはユニバーサルデザインではありませんね。
ここには「バリア(障壁)」が隠れていました。
「バリア」という言葉は、UDL(学びのユニバーサルデザイン)ガイドライン」に頻繁に登場します。
「旧来のカリキュラムは、学ぶ上での「バリア」を意図せず高くしてしまっている」、と。
このポットでいう「バリア」とは、すでにお分かりかと思いますが、女性や高齢者などが扱いにくい、子どもなどが扱う、あるいは子どもがいる環境で扱うのは危険、認知や運動機能等に障害がある人が使用できない・使用しにくいなどなど、わざとではないのだけど知らず知らずに利用者を制限してしまっている要因のことを指します。(やかんと間違えて火にかける人間のことも考慮されてないのはともかくとして・・・(笑))
こうした要因を排除し、最大限「だれもが」利用できる製品や環境をデザインすることがユニバーサルデザインしていくということになりますね。
とすると、「学び」における「バリア(障壁)」とは何でしょう?
授業、教材、学習課題などなど・・・・をUD化するには、既存のものや計画中のものが「バリア」、すなわち一部の学習者を排除しかねない要素を含んでいないかを検討することが欠かせません。
このとき、集団(学級であれ、社会であれ)を構成するのは多様な人々であること、つまり、全ての人が同じことを同じようにできるわけではないという前提に立つことが重要ですね。
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仕事と子育て、使う“脳の筋肉”がちがうみたいで、日に日に文章を書くのが難しく感じる今日この頃です。リハビリのつもりで、少しずつ書く時間を取っていきたいのですが・・・。
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