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今日は区の特別支援教育の先生方の研修会。地元だからこそ、伝えたかったこと。

今日は地元の教育研究会特別支援教育部の研修会でお話をさせていただきました。

地元での仕事は、顔なじみの先生も多いし、職場から徒歩数分という場所で気楽な半面、

気が緩んで余計なことを口走ってしまうんじゃないかという、妙な心配をしていたのですが、

研修会が終わった後のやり取りを通じて、私が今日、地元だからこそどうしても伝えたいと、暗に思っていたことに気付いた先生も何人かいらっしゃったことがうかがえて、

嬉しく思いました。

実は、以前から疑問に感じていたこと、懸念していたことが、あったのです。

「ユニバーサルデザイン」という言葉の一人歩き、というか、取り違え、というか。

だから今回の話は、田口研のセミナーや郡山の研修の時の内容よりさらに

原点の原点まで戻って

ユニバーサルデザイン(建築や製品の)の考え方・UD7原則の内容のところから

たっぷりと時間を割くことました。

逆に、UDLに関する具体的な授業例の写真や指導案は、あえて一切示さず、です。

それは、最近とくにこの近隣で、「発達障害の子にはこのやり方がいい」という特定のやり方やパターンに統一することをUDと呼ぶ傾向があるように感じていたからです。

本来UDは、“多様な”人たちが共存する社会に対応するためのデザインであり、そのアプローチのキーワードは“柔軟性”、“多様化”。

一つのやり方に統一することは、ともすれば融通がきかない画一化につながりやすい。それではone-size-fits-all(一つのものを全てにあてはめようとする)やり方を脱することはできないのではないかと思うのです。

でも、終了後に「要するに、たくさんの引き出しを持てっていうことですね」と言われました。その通りですね。

多様な子どもたちがいて、多様な支援の必要性や対応策を十分に知っている、特別支援教育に携わる先生方だからこそ、その引き出しをオープンにして、学校全体、地域全体の「学びのユニバーサルデザイン」を進める役割を担ってもらえたら・・・・それが、今日の研修に密かに込めた願いでした。

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明日は明学のセミナーの資料の締め切り。これから作ります。って間に合うのか??? で、来週は秋田。続いて北海道・・・ 今年も綱渡りの夏です。応援クリックをぜひ・・・♪

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