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大学入試センター試験での発達障害への配慮~このニュースは、すべての人が関係者

NHKデジタル教材ブログ記事より

「発達障害者に広がった大学への道」

大学入試センター試験での発達障害への配慮が、来年から始まるそうです。

思っていたよりも早い実現です。

ただ、問題の読み上げや、ワープロや口頭での解答などが必要な受験生への配慮は含まれていないようですので、内容的には、まだ十分とは言えませんが。

少なくとも、はっきりと制度に「発達障害への配慮」が視覚障害や聴覚障害などと並んで含まれたことは、第一歩と思います。

このニュースは、当事者や特別な“関係者”だけではなく、すべての先生、すべての人に知ってほしい・・・・。

昨年、都立高校受験での配慮についての記事にも書きましたが

私が大きなポイントだと思っているのは、

申請時に医師の診断書のみならず、高校での在学中に定期テスト等でどのような特別措置を行っていたかを示すもの(高校受験の場合は中学で)を示す必要があることです。

このことを、中学や高校の先生は、しっかりと認識していただきたいと思います。

具体的にいえば、個別指導計画のなかに、日頃の定期テストでどのような配慮(アコモデーション)があれば本人の力を正当に評価できるかを含め、それに基づいて実施するということ。

「あの子は、できないから困る」ではなく、「どうすればできるのか?」という見方での支援体制を、早急に整えてください。

当然のことながら、発達障害の学生の受験で支援するということは、各大学は入学後の支援も受けられるようにすることが必要になります。ここも課題ですね。

それから、もうひとつ。

支援の必要な子たちが、堂々と支援を受けられる学級、学校、社会にしてください。

私の目の前の子どもたち(とくに小学校高学年~中学生ぐらいの子たち)の中に、支援を受けることを拒む子が少なからずいます。十分な力を持っている(たとえばIQは平均以上あったり)というのに、読むことや書くこと、集中することなどに困難があるために、テストでは点が取れない・・・・・そういう自分の特性を、当人も理解しているにもかかわらず、

「特別扱いされると、いじめられる」「発達障害と分かると恥ずかしい」「自分だけ違う方法で宿題やテストをするのは、ずるいと言われる」と。

視力の弱い人が眼鏡をかけるのと同様の、彼らを支援する手立てやテクノロジーはいろいろあるのに、彼らにそう言わせてしまっている社会、周りの環境に障害があると、私は考えています。

多様性を認められる「人」を育てることも、教育者の重要な仕事です。

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叔父が入院している病院に見舞いに行くため、最近御茶ノ水駅で降りる機会が度々。

大学や楽器店、スポーツ用品店などが多い「若者の街」です。

先日は、明治大学の前で「直前対策模試、受付中でーす」と、予備校のチラシを手渡された。

さすがに受験生には見えないんじゃないかなぁ?

今日、駅前で「アルバイト情報でーす」と、渡されたのは、夜のお仕事専門の求人情報誌。

キャバ嬢も、無理があると思うけどなぁ。

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