子ども番組や子どもショーは、なぜ展開が早いか~「注意」のはたらきと環境(2)|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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子ども番組や子どもショーは、なぜ展開が早いか~「注意」のはたらきと環境(2)

そもそも、子どものアテンションスパン(注意を維持できる時間)は短いので、子ども業界は、それを前提にいろいろな工夫をしています。

たとえば、子ども向けのアニメは1話あたり10~15分程度。映画ともなると、飽きないように要所要所で事件が起きて、ストーリー展開が早い。以前、友人とその子ども(当時3歳)と一緒にディズニー・オン・アイスを観に行ったことがあるのですが、次から次へとキャラクターが出たり引っ込んだりで、私にはずいぶんめまぐるしく感じましたが、そうでなければ低年齢の子どもたちが2時間ももたないからなんですね。

子ども向けのイベントや、習い事・教室の先生の指導を観察していると、とちゅうで歌や振付(踊り)、声を出したり、体を動かしたりする機会や、さまざまなアクティビティ(活動)を織り込んでいます。これも、「ただ見ているだけ」「ただ聴いているだけ」では、子どもたちの注意を引き付け続けられないからです。

先生方は、どんな工夫をしていらっしゃいますか?

学校で参観していると、子どもたちが最大限の注意を向けて学習できるよう上手に組み立てられている授業も見ることができます。知識として、あるいは経験的に、子どもの注意・集中力がどのようなものかがわかっている先生もたくさんいらっしゃいます。(最近増えてきているように感じます)

一方で

「しっかりききなさい」「姿勢を正しなさい」と、何度も子ども側に促すばかりの授業を見かけることもあります。子どものアテンションスパンという観点にはあまり意識がなかったり、わかってはいても経験やノウハウの量など、さまざまな理由で十分に対応しきれていなかったりすると、結果的に、学習内容以上に、「子どもにちゃんとさせる」ことにエネルギーを注がなくてはいけなくなります。

特別支援教育の話だけではなく、小1プロブレムにしろ、学力向上にしろ、子どもたちの「注意・集中」機能を念頭に置くことは、きっと先生を楽にすると思うのです。

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先月は体調が絶好調で、自分の身体をよく知っている私は、「こんな日々が長く続くはずはない、そのうちドカンとくる」と思っていたら案の定、今週に入って、首が痛い、腰が痛い、肩が痛い、腕が痛い、指が痛い、膝が痛い、胃が痛い・・・・こうなると対処不能で鍼を打ってもらいました。鍼の先生、目が不自由な方なんですが、足の親指の爪を触って「2、3か月前ぐらいに、神経を使う仕事が続いたでしょ」。ピタリと言い当てられて、とても不思議です。

パソコン打つと手がピリピリ痛むので、今日は短めにまとめてみました。よかったら応援クリックくださいな♪

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