校長先生の話はなぜ長いのか?(1)~「注意」のはたらきと環境|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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校長先生の話はなぜ長いのか?(1)~「注意」のはたらきと環境

2009_1103_teikokurakugo2

さて、この写真、何だかわかりますか?

昨年の11月に、大阪に行った際に携帯で撮った写真です。帝国ホテル大阪で、創業120周年記念イベントの落語会。実は、上方落語は私の大阪での密かな楽しみで、この前日に近隣の天満天神繁盛亭で満喫したばかりだったのです。が、たまたま帝国ホテルに居合わせたので「タダだし」と思って寄ってみました。そしたら、

このありさまです。

噺家さん、遠い。。。見えないも同然。

2009_1103_teikokurakugo3

マイクはある(はず)なんですが、何しろ会場が会場だけに、吹き抜けのホールに声が拡散してしまって噺なんか聞こえないし、私の席の左方向では、ランチタイムにむけて帝国ホテル名物バイキングの準備中。カチャカチャと食器を運ぶ音や料理のにおいが、やたら気になる。最前列付近から湧き上がる笑い声が、恨めしい。

私の後方では、退屈して(当然)ごね始める子どもとそれをなだめるご家族の話し声。。。

やっぱ、昨日の繁盛亭の舞台は、よくできてるな。落語を聴きやすく、噺家さんの動きが良く見えるからこそ、面白いわけだ、と、あらためて感じたのでした。

かたや、写真の状況。ちっともおもしろくないし、でもつまらないからと言って席を立つに立てない・・・。

あぁ、これって、子どもの頃、朝礼や式で校長先生の話を「早く終わらないかなぁ」と思いながら聞き流していたときと同じだわ~! と、そんなことばかり考えていたのでした。

校長先生の話と言うのは、だいたい長くてつまらないものと相場が決まっているのですが、

今にして思えば、せいぜい数分の講和だったはずだし、校長先生だっていろいろ準備されて、けっこう面白いことや良いことを話していらっしゃるはずなんですよね。

でも、広い運動場で聞くと、これと似たような状況になります。

もう一度♪

2009_1103_teikokurakugo3_2

面白い話も、感動的な訓話も、延々と続くかと思える退屈な時間に早変わり。

このことを、「注意」という脳の機能について考えながら、説明したいと思います。

次回に続く。

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