個々への理解と支援あってこそ成り立つ、UD・・・・P.S.76レポート<2>2010.4.14|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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個々への理解と支援あってこそ成り立つ、UD・・・・P.S.76レポート<2>2010.4.14

さて、ニューヨークレポート(まとめ読みは→ こちら)に戻ります。

前回のP.S.76の写真で踊っていたクラスは3年生。

踊った後は楽しい詩の授業をしていて、それを紹介したいのは山々ですが

今日は、個別の配慮について触れたいと思います。

担任のBerliner先生とCostello先生は、Img_0173 SAの考え方を全面的に指導に取り入れている見本のようなコンビだと聞いています。

こちらの子↓、授業中だというのにずっと絵を描いていてImg_0160

後でお尋ねしたら、この子は、この日、登校時からイライラと調子が悪かったため、その怒りを絵に描くことを先生から助言したのだそうです。

あぁ、そういうことだったんですね。

好き勝手させているわけじゃないのです。

そうそう、前に書いた、ある生徒に授業中ガムを噛むことを認めたというエピソードも、このクラス。刺激が入ることで落ち着ける子で、すごく効果的だったと、お二人の先生。

副校長先生は、はじめ「まぁ!この子ガム噛んでるわ!」と驚いたけど「あぁ、そうだった。SA(の考え方で検討した上の支援)だった」とすぐ思い出した・・・と笑っていました。学校全体での理解と取り組みだからこそできることですね。

こちらの子↓は、自分だけのカードを見せてくれました。Img_0158

Img_0157 「朝のやることリスト」「宿題をもらって、しまう手順リスト」ってところでしょうか。

実行機能の弱い子や、聴覚情報の処理に弱い子などには、こうした手順のリストは効果がありますよね。

もうひとつ、ノートの色柄がどの教科も同じで(つまり、文字のみで見分けなければいけない)のを、先生方は、こう工夫しました。Img_0171

教科ごとにノートの色分けを決めてImg_0172

ノートの側面をマジックで色づけ。

お金のかからない小さな視覚的支援♪ ユニバーサルデザイン♪

ニューヨークレポート、まだ続きます。。。

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