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対症療法ではなく、予防的な支援をめざして~郡山の先生方、すみませんでしたっ!

休みの月曜日、1日寝てれば良くなるだろうと見込んでいた風邪ですが、火曜日にはゲホゲホ、ごほごほを通り越し、くしゃみの連発と鼻水垂れ流し状態に加えて、頭がガンガンして眠れないという、予想外の展開に。

これは生姜湯や蜂蜜レモンでどうこうなるレベルではないよなと、病院へ行き

「明日郡山に出張なんで、このままじゃ困るんです~」と訴えたところ、

医者曰く

「風邪を1日で治せったって、無理な話なんだよ。でも、症状を表に出さないようにすることはできるから、それで明日は乗り切りなさい」と。

注射を1本打って、お薬を6種類ももらって、寝ること数時間・・・・あら不思議。

咳も、くしゃみも、頭痛も、ピタッと止まったではありませんか。ワールドカップPK戦まで見ちゃったりして

翌朝も、薬を飲んで、いざ郡山へ出発! と、歩き出して妙な感覚に気付きました。

脳味噌がプールの中にいるみたい。

ふだんは風邪薬って飲まないので、効き過ぎるのか、慣れないせいなのか、頭ボーっとした状態のまま、研修の講師をやってしまいました。

今回の研修では、「困った」に対応する対症療法的な支援ではなく、「子どもが躓かないための支援」を先生方にめざしてほしい、という思いが強くあったのですが、

あぁ、これが対症療法ってことなのね、薬は風邪を治したんじゃなくて、あくまでも症状を堰き止めているにすぎないのねと、身をもって知ったのは誰より私自身でした。。。

頭の回転スピードが5~6割に落ちた状態で、自分がしゃべってる言葉の行き先を時々見失うし、機転が利かないし、そのうえ風邪菌まみれのマイクを参加者全員に回してるし(うつった先生いたら、ホントごめんなさい!!!)、参加していただいた16名の先生方、本当に申し訳ありませんでした。

にもかかわらず、いただいたアンケートはみなさん、熱心で、積極的で、「次回も楽しみにしています」という言葉をたくさんいただきました。励みになります。体調不良を心配してくださる温かいメッセージも、ありがとうございました。

郡山の研修は、私にとって「実験的なこと」を(勝手に)やらせてもらえる貴重な場です。希望制で学校の勤務を抜けて参加している先生方ですから意識が非常に高いですし、人数も多くないのでじっくりと一人ひとりの反応を確かめられます。そして何といっても、昨年同様2回連続講座という形ならではの構成ができます。

今年度は「苦手サポート大作戦」というテーマで、

要はこちら↓

はるえ先生とドクターMの苦手攻略大作戦―発達障害のある子にもない子にも役に立つ

の内容を、子どもたちをサポートする側の先生に理解、体感してもらおうと、いろんなワークを盛り込んでみました。

たくさん盛り込み過ぎて、グループワークの時間がとれませんでしたが。まぁ、それは次回に…って言えるのも、連続講座のありがたみ♪

色々いただいたコメントの中で、一つだけ、ここでご紹介させていただきます。

学級の子は30人程度おり、その一人ひとりが苦手を持っていて、それぞれに対応するのは担任一人では大変だなぁと思った。特別支援の教師が入っても30人の苦手を2~3人で補うのは無理がありすぎると感じた。みんなその子に会う支援ができればいいのに・・・・

ありがとうございます。

それなんです。そこがまさに、学びのユニバーサルデザインの出発点だと、思うのです。

模索していきましょう。

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郡山を皮切りに、研修シーズンに突入です。

何はともあれ、風邪を完治せねば。。。応援クリック、ありがとうございます。

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