達人になんてなれない。だから・・・~春休みワークショップの振り返り1~|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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達人になんてなれない。だから・・・~春休みワークショップの振り返り1~

3月30日、4月1日、2日と、3日間にわたるワークショップ「ぼく・わたしの苦手攻略大作戦を作ろう!」が終了しました。

A(低学年)コース5名、B(高学年・中学生)コース7名のお子さんたちが参加してくれました。

どうもありがとうございました。

アンダンテのイベントに会員外の方にも参加していただいたのは今回が初めてで、準備に悩み、また当日まで緊張でいっぱいでしたが、

なんとか参加した子どもたち全員が「自分だけの苦手攻略大作戦」を完成させ、大多数が「楽しかった」と感想をのべてくれました。「苦手攻略」と銘打っていますが、3日で解決するぐらいなら誰も困っていないわけで。「苦手なコトあるけど、でも大丈夫なんだ」そう思ってもらえれば十分だと思います。

・・・・・・と、ここまでは事実ではありますが、言ってみれば「表向き」の報告。

プログラムを振り返って、私自身に対する自己採点は

A(低学年)コース 50点  B(高学年・中学生)コース 85点

子どもたちへの点数ではありません。プログラムに改善の余地あり、ということです。

この3日間を通して、2つのことをめざしました。

  • 子どもたちに、とにかく楽しんでもらうこと。
  • 少しでも、自信をつけて帰ってもらうこと。

そのために、

  • これは春休みのお楽しみイベントであって、個別学習でもなければSST指導でもない。だから、ネガティブな言葉は、一切使わないこと。笑顔と拍手と、ほめる言葉をたっぷりと。
  • もし、できない子、プログラムに乗れない子がいたとしたら、それは子どもたちのせいではなく、プログラムが悪いのであり、私たちの責任。なぜ(やり方がわからないから? 見通しが持てないから? 不安だから? 緊張してるから?)を考え、適切な声かけや配慮をしてあげること。

という方針で、スタッフ一同臨みました。

そもそも、何かしらの苦手があって学校で困っている子どもたちです。どんなことがあっても、叱られたり、注意されたり、「できなかった」と自信をなくすようなことにはしたくない。

結果として、Aコースは日に日にうわ~って感じになっていきました。(汗)

そうなったのは「ちゃんと叱らないからだ」「甘い」という批判もあるかもしれませんが、甘んじて受けるつもりです。この点に関しては、どんなに子どもたちがふざけても、羽目を外しても、最後までキレずに笑顔で子どもたちに向き合った自分をほめたいし、方針を貫いてくれたスタッフたちに感謝しています。

だけど、ビデオで振り返って、つくづく自分の力不足を痛感しました。

「はるえもんも、この程度か」ってなもんです。

(このビデオを研究チームの仲間に見せるかと思うと凹みます。。。)

この機会に、告白しておきましょう。

アンダンテには、残念ながら「達人」も「カリスマ」も「スーパーティーチャー」もいません。

それなりのお値段を取ってるわりには、私を含め全スタッフ、はっきり言って「凡人」ばかりです。

いつか達人になれるとも、なろうとも、実は思っていません。

凡人にできるのは、ひたすら「Plan(計画)‐Do(実践)‐Check(振り返り)」を積み重ねていくことだけ。

自分の拙い実践をビデオで見直すのは、なかなかつらい作業ですが、よりよいプログラム、よりよい支援に改善していくためには、欠かせないプロセスだと思います。

次回は、各コースの具体的に反省を書くつもりです。

(写真付き♪)

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