答えは導き出すしかない~郡山市で研修の講師させていただきました。|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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答えは導き出すしかない~郡山市で研修の講師させていただきました。

平成のトットちゃん話に手をとられて、アップしそびれていましたが

先週、6月25日(木)に、郡山市教育研修センターというところで、

先生方の研修の講師を担当させていただきました。

当初設定していた定員を上回る数の先生方がご参加くださって、

それも、みなさん熱心で。

かねてからシリーズものという形での研修ができないものかと思っていたところ

初めての「2回連続講座」という機会をいただき、新しい試みができそうで、私自身も楽しみにしていました。

1回目の今回は、教室の中の“多様性”を考えることと、学校生活に子どもたちの苦手と躓きの関係を話し合うことの2本柱でグループワークに取り組んでもらいました。

で、連続講座ならではの試みとして、

「宿題」を出させていただきました。(お忙しいところ申し訳ないですが・・・)

子どもたちの苦手に対してどうしたらいいか、実践の中で取り組んでもらうというものですが、

やってみたらきっと「難しい」と感じるんじゃないかと思います。

1回目の研修の中で、どんな苦手があって、どんな機能(力)に関連するか、という話をしましたが、「どうしたらいいか」という具体策は、あえて、一切、触れなかったからです。

(もちろん、ヒントはちりばめたつもりですが)

なぜなら、正解なんかないからです。

「こういう子には、こう対応する」みたいな例をあげて、そのとおりにしたら、みんなうまくいく・・・そんなうまい話はないからです。

どう対応したらいいか分からない、だから何もしない。

という段階から、「どうしたらいいんだろう」と模索し始めたことは、

すでに大きな前進なんですよね。

その「どうしたらいいんだろう」を見つけるには、「なぜだろう?」を探らなければいけない。

「なぜだろう?」を考える“視点”を、第1回の講義とグループワークの中に盛り込みました。

これを手がかりに、「どうしたらいいんだろう?」と悩んでいただくのが、宿題の趣旨です。

それを第2回に、持ち寄って、また議論していただく予定です。

失敗でもいいんです。「こうしてみたけど、うまくいかなかった」も「なぜだろう?」の大きな手がかりになりますから。

この2回の研修を通して、参加された先生方が「なぜだろう?」から「こうしてみよう!」を導くプロセスを共有し、それを現場に持って帰っていただけることが願いです。

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それにしても、これだけたくさんの先生が参加してくださったのは、

教室に、先生が気に掛けているお子さんがいて、何かよい対応はないものかという気持ちが強いからだと思います。

もしかすると、「明日からできること」なんて「教えてくれなかった」と、がっかりされた先生もいらっしゃるかもしれません。

でも、参加された多くの先生が、私の意図を汲み取ってくださっていると信じて、次回9月に再会できるのを楽しみにしています。

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さて、気になる原稿・・・・予想通り(?)7月に入ってもまだ書きあがっていません。

私の中では、誰にも断りなく勝手に「七夕をリミット」にしていますが、それも危ういかなぁ。

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