特別支援教育を、ファストフードに喩えてみたら・・・|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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特別支援教育を、ファストフードに喩えてみたら・・・

特殊教育が特別支援教育に変わったのは

「マクドナルド」から「サブウェイ」の発想になったということです。

・・・・と、巡回相談にうかがっている学校での校内研修で、いきなり切り出してみました。

つまり、

マクドナルドで「ハンバーガー、ピクルス抜きで」とか「照り焼きバーガーにマヨネーズは入れないで」なんていったら、わがままな客だと思われるだろうけど、

サブウェイは、パンの種類やサイズが選べる、「トマト多めで」「ピーマン抜いて」といったこともできるし、調味料も足したり抜いたりできる。お客のニーズ(この場合「好み」)に合わせて商品を提供できるしくみができています。

特別支援教育も、教室には様々なニーズを持つ子どもたちがいるという前提で、それにあわせた適切な指導と必要な配慮をしていこう、というのは「サブウェイ」的発想でしょう。これが、教育のインクルージョンです。

・・・・という展開を狙っていたのですが

なんと、その場に学生時代マクドナルドでバイトしていたという先生がいらっしゃって、

「マクドナルドでも、ピクルス抜きやマヨネーズ抜きはもちろん、ハンバーガーのハンバーグ抜きでさえ『喜んでお受けする』」と、マニュアルにも示されているそうです。

知らなかった・・・・。

マック→サブウェイ論法はいきなり出鼻をくじかれた形になり、とっさに、数年前ロッ●●アで、ハンバーガー・ポテト・ドリンクのセットを「ポテトいらないのでつけないでください」といったら、「それはできません」と店長にいわれた話をして仕切りなおしましたが(笑)

それにしても、さすがは世界のマクドナルド。

世界には、さまざまな味覚や嗜好、食文化の人たちが存在しますし、健康上の理由や宗教的背景によってハンバーグが食べられない人もいるでしょうから、それくらいの柔軟性が実はあってもおかしくないのですね。

今日は、折り紙をさせたり、外国語を写させたりと、いろいろ疑似体験も交えてのお話をさせてもらいましたが、先生方みなさん積極的でとてもやりやすかったです。

今年は「先生たちを寝かさない」研修にするため、私も「よみかきはすかん」を意識してがんばっております。応援クリック、嬉しいです。

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おまけ。

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「ナイチンゲール」と「夏目漱石」に挟まれて、

「スティング」「エルトン・ジョン」が並んでいた。

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