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旅するはるえもんはストレスいっぱい~言語機能に弱さを抱えている子のストレスを想像する

日本語に関しては、東京・大阪・名古屋弁に通じるトリリンガルなんですが(笑)、外国語はぜんぜんだめ。英語でさえ、ろくに分からない。そのくせ旅好きで、訪れた国の数は15に上る私。

言語にハンディがある状況に置かれるストレスは、海外の一人旅で嫌というほど体験してきました。

たとえば空港や駅。雑踏の中、ひっきりなしに流れるアナウンス。どれが重要で、どれが自分に関係がある情報なのか、わからない不安。フライトって遅延や変更は日常茶飯事なので、モスクワでは搭乗口が変更になったという放送がわからず、ギリギリになって気づいてだだっ広い空港を走る羽目になったり、大晦日のニューヨークで荷物のトラブルのために飛行機に置いてきぼりを食らったり、ウズベキスタンでは撮影禁止の駅構内でカメラを構えて警察官に捕まったり、そりゃもう書ききれないほど色々なトラブルがありました。

言葉が聞き取れない、意味が分からない、言いたいことを伝えられない、・・・・そういう不安と緊張の中に身をおいたこと、みなさんはあるでしょうか?

まず第一に、すっごく疲れるんです。

それから、めげます。「わからない」とか「どういう意味?」という言葉を言えても、返ってくる答えが理解できない。そのうち、聞くだけ無駄かもという気にもなってきます。

そして、ストレス回避の手段をいつの間にか身につけている自分に気づきます。なんだかよくわからないけど、わかったような顔してニコニコしていたり。あるいは、コミュニケーションをシャットアウトし、外界の言語を「音」としてやり過ごして、頭の中の一人会話で自分の世界に没頭したり。

まるで自閉っ子みたい。

もしかしたら、自閉っ子たちも、言語の聞き取りや理解、表出など言語機能に何らかのトラブルを抱えている子どもたちも、多かれ少なかれこんなストレスにさらされながら学校生活を送っているのかもしれません。

まずは、そのことを想像してみることが、支援の第一歩ではないでしょうか。

話が長くなりそうなので、次回に続けます。明日更新します!(←宣言!)

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※参考文献 "The Mind That’s Mine"  Dr.Mel Levine

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