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全ての先生に「自分にめちゃめちゃ関係がある」ことを認識してほしい・・・。

スランプと言うほどでもありませんが、書きかけてはまとまらず・・・という日々が続いて更新が滞っています。言霊の降臨を待つ間、つなぎに本の紹介を。

160121m←こちら、現在発売中の『児童心理』(金子書房)臨時増刊号です。先生方にはおなじみの雑誌ですよね? これは第2弾で、どちらかと言うと実践編といったところですが、

夏に発売された第1弾の理解編160101  

とあわせてお読みになると、参考になるのではないかと思います。

最近、先生方の前で発達障害の子どもたちについての話をする機会が増えました。最後に必ず出てくる質問が・・・・「ウチの学校(クラス)にも、似たような子がいるんですが」という前置きに続いて

●「原因は何なんですか? 先天的なものなんですか? 」(→原因は特定されていませんが、生まれもった特質ですので、環境や育て方や心的な要因でそうなるわけではありません。)

●「治るんですか?」(→治療や訓練で「治る」というものではありません。でも適切な教育や周囲の配慮による一定の適応改善が期待されます。場合によっては投薬などで症状を抑えたりすることもありますが、根本的な解決とは異なります)

ん~、まだこのあたりから話を始める必要があるのだなぁ、と痛感します。もう「今更きけない基礎知識」ぐらいになっていてもよさそうな気がしていたのですが・・・・。

先日、ある区の教員研修で「すでに特別支援教育コーディネイターを立てている学校は挙手してください」ときいてみたら、ほとんど誰も手を挙げませんでした。東京都内でも、地域差があるようですね。全国的にはもっとでしょうか?

来年度のスタートまで、あとわずかですよ。いまだに「自分には関係がない」と思っていらっしゃる先生・・・・そろそろ全ての先生にとっての、つまりご自分の課題であることを認識してくださいね。「専門家」なんて、数も足りないし、直接何かできるわけでもないので、アテにしないほうがいいです。先生方ご自身が、「気がかりな子」のバックグラウンドへの正しい理解と対応のノウハウを得ていく方が、よっぽど近道だと思います。

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