学びは“量”から”質”の時代へ|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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学びは“量”から”質”の時代へ

今月から、アンダンテをご利用の会員様向けの通信で、はるえもんのコラムのコーナーを設けました。
保護者の方々への小さなメッセージとして、私たちが何を大切にしたいと思っているのか、伝わればいいなと思って始めたものですが、こちらでも転記してご紹介したいと思います。
以下、今月号のコラムより。
●“ドローン宅配、3年後に実現?”のニュースに、いよいよそこまで…!の感を抱いたのは私だけでしょうか。宅配便の配達員さえ不要な時代が迫っているのだ、と。米国の研究ではITの進化で現在の約半分の職業は20年後には存在していないとも言われます。それほど世の中は猛スピードで変化していて、かつての常識も、全く違う価値観に移り変わるのでしょう。
●教育の分野もそうです。大学入試のセンター試験は5年後に廃止の予定ですし、次期学習指導要領では、これまで以上に「知識」の量ではなく、「思考力」や「コミュニケーション能力」が重視され、多様な学習形態が導入される方向で検討されています。つまり、求められる“学力”の質が大きく変わるのです。漢字も計算もパソコンがやってくれるし、大概の知識はインターネットで得られる、そういう社会に生きる人を育てるのですから。
●この先求められる人間像は、「仕事をこなせる人」から「仕事をつくりだせる人」にシフトしています。だとすると、私たちは生徒さんに、どんな力をつけるお手伝いをすべきでしょうか。書ける漢字の数? 計算の速さ? いえ、もっと質的な「学びの力」を伸ばすことが、私たちの本当の仕事だと思います。
●たとえば、学びたいという気持ち、自分で考え解決するプロセス、自分の考えや気持ちを人に伝えたり相手の考えや気持ちを理解したりする方法、自信をつけたり創造したりする楽しさを経験すること……etc. アンダンテでは80分という時間をそれぞれのお子さんと共有する中で、そんな「学び」を得てもらいたいと考えています。

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