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可愛げなくても、食いつきはまずまず?! 中学生のSSTグループで

日曜日の午後一は、小学1年生の子どもたちのグループSSTがあります。

隣室からチラチラと様子をうかがうと、・・・・・

1年生って、可愛いのね~♪

最近自分が担当している生徒さんは、高学年や中学生の子ばかりなので

何をするにも、きらきらとした瞳で参加している小さな子どもたちの様子が

ちょっとうらやましくなります。

続いて夕方には、中学生のグループ。こちらは私の担当。

ずらっと並んだ中学男子たちの斜に構えたような無表情さ・・・・

なんだかなぁ。

中学生って、可愛くないのね。。。。

でも、いちおう「楽しい」と思っているそうです。

「だったら、もう少し楽しそうな顔してくれないかなぁ!」と、思わず突っ込んでしまいました。

「興味のない話をしているのが、悪い」と、一人が言いました。その理屈って、

年頃のせいか、特性のせいか、その両方なのか、何とも言えませんが。

折しも、本日のお題は

「聞く態度が相手に与える印象について考えよう」。

プログラムのまとめで、

「たとえつまらない話でも、心の中でそう思っていても、興味を持っているような態度で話を聞ける人は得してるんだよ。逆に、聞き方が下手な人は、友達に“感じ悪い”と思われたり、先生に“態度が悪い”“やる気がない”と評価されてるかもしれない」

なんてことを言ったら、むさくるしい顔をしていた中学男子たちの目が一瞬見開かれました。

おぉ、いい反応。

ちなみに、前半は「“目は口ほどに物を言う”というのは本当か? 実験クイズ!」という名目で、いろいろな目の写真を見て、その「気持ち」を当てるというクイズをやりました。

10問中、正答率は半分いくかいかないか、だったのですが

「じつは、このクイズのポイントは、何問当てられたか、間違えたか、ということじゃないんです。今やったように、その人の目や顔をよく観察して『この人はどんな気持ちなんだろう』って考えることは、コミュニケーションではとても大事なんだよ」

と話したら、4人の中学生たちがそれぞれに、「ほう」と唸ったり、大きくうなずいたり。

おぉ! 食いついてくれて嬉しいわ。

そんな小さな反応に、大きな手ごたえを感じる・・・・これはこれで、中学生も意外と可愛いと思えてきました。(笑)

小さい子たちとは違うおもしろさを見つけつつ、彼らに有益なプログラムを提供すべく、試行錯誤を重ねています。

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サッカーW杯。見るともなくつけてしまうテレビ。4年前、8年前の記憶がよみがえってきます。時の経つ早さに、あらためて驚きます。

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